【秘蔵のユーザビリティセオリー公開 #2】初めての方へ導線を確保せよ!

こんにちは、Webly編集部の浅見です。

秘蔵のユーザビリティセオリー公開 第2回は「初めての方へ導線を確保せよ!」です。

 

多くのマーケティング/ECサイトが抱えている命題の一つに『新規ユーザー獲得』があると思います。
この新規ユーザーを獲得することが、一度のコンバージョンのみならず、継続的に売り上げてくれることも確かであります。

そのために、新規ユーザーを獲得する、という大命題を達成するためのセオリーの一つをご紹介いたします。

 

目次

新規ユーザーはまず、どこから見始めるかを考える

弊社でもユーザーテストを日々行ってまいりましたが、初回訪問のユーザーの多くが「初めての方へ」バナーをクリックすケースが非常に多いです。
やはり、初めて訪れたサイトではどのような体験ができるの、といった視点」は多くのユーザーが持っているのだと思います。

そうした背景の中、多くのサイトで「初回訪問者がどこから見ればよいのか」が設計されていないケースが非常に多いです。

新規ユーザーは最初に「このサイト、使いずらい、情報が探しにくい」と思ってしまったら最後、
離脱をし、そのまサイトに戻ってくることはありません。

そのため、最初に見たいと思う導線の『初めての方へ』は明確にわかるようになっていなければなりません。

 

各サイトの『初めての方へ』を比較

 

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まずは百貨店の中でもECサイトのUIが非常に優れている「高島屋オンラインストア」
グローバルナビ下に、コンシェルジュとともに「初めての方へ」が設置されています。

 

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次に、BtoB通販の大手「アスクル」。
ヘッダーに初心者マークととともに『ご利用ガイド』への導線を設けています。

※「初めての方へ」という言葉が無くても、初心者マークがあることでユーザーが迷わず買い物ができる導線を提供できる。

 

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化粧品通販の「米肌」。
初回購入から定期購入への引き上げが重要な商材ですから、「まずはここから始める」といった点をしっかりと訴求することが重要です。

 

 

いかがでしたか?
サイトを運営していると、自分自身は見慣れているため、どこに行けば何があるかなんてすぐにわかりますが、ユーザーにとっては全く関係ありません。
パッと見の探しやすさが重要です。

その上で、初回訪問時の導線を的確に設置することで、最初の買い物をしやすくしてあげるのも運営者の使命です。

 

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