サイト制作に使うキーワード案の出し方と選び方

Webサイト制作で忘れてはいけないのが、検索キーワードの選定です。SEOを行うには、サイトの制作段階から適切なキーワードを決める必要があります。

この記事では、サイト制作におけるキーワードの選び方と注意点をお伝えします。

 

目次

1.サイト制作におけるキーワード選びの考え方

制作したサイトを一人でも多くのユーザーに見てもらうためには、「自然検索」からの流入は必須です。検索エンジンからの流入を増やすには、ユーザーニーズを見極めてキーワード選定を行い、適切な情報提供を行わなければなりません。

SEOの基本は、ページを制作する際、まずはユーザーがどんなキーワードで検索した時に、そのページが表示されるのが理想かを考えます。その上で、ユーザーにとって必要な情報が網羅されているかを見直し、改善していくことです。

例えば、多くのサイトでは社名かブランド名が検索された際、トップページが表示されます。これは、ユーザーが社名やブランド名で検索した場合、ユーザーは、その会社やブランドに関する包括的な情報を知りたがっているとGoogleが判断しているからです。

このように、サイト制作の際は、ページ単位でキーワードを設定して、そのキーワードを検索するユーザーの検索意図を把握し、それに即した情報提供を行っていくことが重要です。

 

2.サイト制作時のキーワードの選び方

それでは、サイトを制作するときのキーワードの選び方を順番に見ていきましょう。

①.カテゴリを細分化する

まずは、カテゴリを細分化します。ネットショップのカテゴリ分けがわかりやすいため、オーガニック系のヘアケア関連の商品を販売しているネットショップを例にしてみましょう。

初めに、メニューを並べてみて、そのカテゴリを細分化します。ユーザーは「シャンプー」がほしい場合は「シャンプー」を検索しますし、「ヘアコンディショナー」を探している場合は「ヘアコンディショナー」と検索するため、ユーザーの検索するキーワードに合わせる必要があるからです。

現状のカテゴリ(メニュー)
シャンプー・コンディショナー(男性用)
シャンプー・トリートメント(女性用)
白髪染め・ヘアカラー(男性用)
白髪染め・ヘアカラー(女性用)
スキンケア(男性用)
スキンケア(女性用)
その他

ユーザーが検索するキーワードを考えて細分化します。

細分化したカテゴリ
シャンプー(男性用)
シャンプー(女性用)
コンディショナー(男性用)
トリートメント(女性用)
白髪染め(男性用)
白髪染め(女性用)
ヘアカラー(男性用)
ヘアカラー(女性用)
スキンケア(男性用)
スキンケア(女性用)
その他

この時に、ネットショップで商品が1点しかなかったり、白髪染めとヘアカラーの扱いが同じだったりする場合は、カテゴリをまとめたりますが、今回はこのまま次に進みます。

②.カテゴリの階層構造を考える

ネットショップのメニューとして出す場合は、細分化したメニューをそのまま掲載すると長くなるので階層構造にします。これは、SEOにも効果的な方法です。

  • カテゴリの階層構造化

シャンプー
┗シャンプー(男性用)
┗シャンプー(女性用)

コンディショナー
┗コンディショナー(男性用)
┗コンディショナー(女性用)

トリートメント
┗トリートメント(男性用)
┗トリートメント(女性用)

白髪染め
┗白髪染め(男性用)
┗白髪染め(女性用)

ヘアカラー
┗ヘアカラー(男性用)
┗ヘアカラー(女性用)

スキンケア
┗スキンケア(男性用)
┗スキンケア(女性用)

③.カテゴリをベースにキーワードを選定する

階層構造にするとカテゴリ(メニュー)が決定しますが、このカテゴリを基本として対策キーワードを選定します。オーガニック系のヘアケア商品を販売しているため、選定したキーワードは以下のようになります。

■カテゴリ                                                     選定キーワード

シャンプー:オーガニック シャンプー
┗シャンプー(女性用)                                              :オーガニック シャンプー 女性用
┗コンディショナー(男性用)                                  :オーガニック シャンプー 男性用

コンディショナー                                                              :オーガニック コンディショナー
┗コンディショナー(男性用)                             :オーガニック コンディショナー 男性用
┗コンディショナー(女性用)                             :オーガニック コンディショナー 女性用

トリートメント                                                                 :オーガニック トリートメント
┗トリートメント(男性用)                                 :オーガニック トリートメント 男性用
┗トリートメント(女性用)                                 :オーガニック トリートメント 女性用

白髪染め                                                                              :オーガニック 白髪染め
┗白髪染め(男性用)                                                  :オーガニック 白髪染め 男性用
┗白髪染め(女性用)                                                  :オーガニック 白髪染め 女性用

ヘアカラー                                                                         :オーガニック ヘアカラー
┗ヘアカラー(男性用)                                              :オーガニック ヘアカラー 男性用
┗ヘアカラー(女性用)                                              :オーガニック ヘアカラー 女性用

スキンケア                                                                         :オーガニック スキンケア
┗スキンケア(男性用)                                              :オーガニック スキンケア 男性用
┗スキンケア(女性用)                                              :オーガニック スキンケア 女性用

それぞれのクリックした先のページは以下のようになります。

大カテゴリ「シャンプー」をクリック…シャンプー一覧ページ(男性&女性用)

〉中カテゴリ「シャンプー(男性用)」…シャンプー一覧ページ(男性用)

〉個別の各商品紹介ページ

SEO的には、個別の商品点数が多くなると、1つ上の階層の中カテゴリページの設定キーワードが強まり、それに紐づく大カテゴリのキーワードも強くなります。

 

3.キーワード選定の注意点

キーワードを選定するにあたっては、次の点に注意してください。

無理にビッグワードを狙わない

キーワードを選定する際、検索ボリューム(月間検索数)が多いワードを選びがちですが、何よりもページにマッチしたキーワードを選ぶことが重要です。

今度は家事代行サービスを例に見ていきましょう。ユーザーが一般的な風呂掃除サービスの料金を知りたい場合、次のキーワードで検索する可能性があります。

A:風呂掃除 代行(検索ボリューム:10000)

B:風呂掃除 代行 東京(検索ボリューム:1000)

C:風呂掃除 代行 品川区(検索ボリューム:100)

これらの中から、最も検索ボリュームの多いキーワードAを選ぶと上位表示された際に相当数の集客が見込めますが、月間検索数が多く競合サイトの規模が大きい場合などは、上位表示が難しいため、キーワードBかキーワードCを選びます。

また、品川区で展開している「風呂掃除代行サービス」であれば、地域の方々が検索するケースが多いため、エリア情報を対策キーワードに含めることをおすすめします。

不要なキーワードを盛り込まない

1つのページに複数のキーワードを選定するケースもありますが、意味合いの異なるものを盛り込んではいけません。

仮にA社が風呂掃除とエアコンの清掃代行をしていた場合、トップページに「風呂掃除 代行 品川区」と「エアコン清掃 代行 品川区」の2つのキーワードを設定すると、そのページに「風呂掃除」「エアコン清掃」の2つのキーワードを出現させる必要があり、結果的に検索エンジンがどちらかを優先するため、両方を同時に上位表示させることが難しくなります。

両方とも対策したい場合は、ページを分けて対策すべきでしょう。

狙いたいキーワードがあればそれ用のページを作ってもOK

ブログや豆知識、○○情報などのページやカテゴリを作って、そこで狙いたいキーワードの対策を行うのも一つの方法です。

「どうしてもこのキーワードでの流入を狙いたい」というキーワードがあれば、試してみましょう。

 

4.キーワードの狙い方

対象キーワードでの上位表示を狙っていくには、TDやHタグの設定をはじめ、設定キーワードや共起語を含めたり、リンク構造を設計したりするなどのさまざまな方法があります。

今回はあくまでも選定法をメインにご紹介してきたため、具体的な対策については別の記事で詳しくお伝えします。

 

5.まとめ

サイトを制作するにあたって、SEOを意識したキーワードの選定が重要です。

キーワードを選ぶときは、「カテゴリの細分化」「階層構造の決定」「階層化されたカテゴリをベースにキーワードを選定」という順序で行ってみてください。

その際、無理にビッグワードを狙わず、不要なキーワードも盛り込まないように注意しましょう。もし、対策したいキーワードに該当するページがなければ、そのページを新たに作成しても構いません。

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この記事を書いた人

Webコンサルタント
広告代理店にてメディア運営・SEOディレクション・Web広告運用を経験。
現在はコンテンツSEOとWeb担当者向けメディア『Webly』の編集を担当。

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