【WordPress担当者必見】プラグインの自動更新機能について!停止方法も解説

WordPressプラグイン 自動更新すべき?

WordPressのサイトを上手に運用するには欠かせない拡張機能であるプラグイン。

用途や目的に応じてさまざまなプラグインを導入する機会があると思いますが、インストール後の管理に意外と手間がかかるとお困りの方も多いのではないでしょうか。

特にアップデート周りは定期的なチェックが欠かせません。プラグインのなかには自動でアップデートを行ってくれる自動更新機能を持つものがありますが、セキュリティ面を考えるとOFFにしておいた方がいいのではないかという意見もあります。

この記事では、プラグインの自動更新についてメリットとデメリットを整理しつつ、ON・OFFを切り替える方法について分かりやすく解説します。WordPress本体の自動更新については「WordPressは自動更新にするとデメリットがある?プロの設定方法を紹介」をご参照ください。

目次

1.プラグインも自動更新が可能に

2020年9月に公開されたWordPressのバージョン5.5から、プラグインとテーマの自動更新を設定できるようになりました。

自動更新をONにすると、プラグインなどのアップデートが公開された後すぐに自動で更新が行われる設定になります。

この自動更新はデフォルトでは無効化されているため、もしONにしたい場合は管理画面の設定を変更する必要があります。(後述

2.自動更新のメリット

プラグインの自動更新にはいくつかのメリットがあります。ポイントを押さえたうえで導入するか検討するとよいでしょう。

管理が楽になる

手動で行っていたアップデート作業を自動化できるのが大きなメリットの一つです。

手動で更新するとなるとこまめな設定の確認が欠かせませんし、アップデート情報を管理できる人がいない場合はアップデートをしないまま放置してしまうことになりかねません。

アップデートをせず古いままにしておくと、脆弱性を悪用したサイト被害につながってしまう恐れもあるためかなり危険です。定期的にチェックする時間がないという人は自動更新にしておくのがよいでしょう。

セキュリティ対策になる

プラグインのアップデートは、機能向上のほかにセキュリティに問題が見つかった時に行われることもあります。その場合、悪用による被害を防ぐためにセキュリティの脆弱性を修正したあと問題があったことを公開することも多くあります。

安全性に穴がある状態をなるべく短くするためには早めのアップデートが肝心。自動更新にすることで、セキュリティ対策を強化することができます。

>>>セキュリティのプロが教えるプラグインの選び方<<<

アップデートし忘れを防げる

WordPressの本体(コアファイル)のアップデートはデフォルトで自動更新になっています。そのことに安心してプラグインの更新を忘れて放置してしまうのは避けた方がよいでしょう。

うっかりアップデートし忘れるのを防ぐには自動更新が最適です。

3.自動更新のデメリット

自動更新には主にセキュリティ面でのメリットがある一方、互換性の問題でデメリットが生じることがあります。以下で紹介するデメリットの方が大きいと判断した場合は、自動更新を無効化しておくのも一つの手です。

不具合に気付きにくい・原因が特定できない

プラグインのアップデートを行った後、たまにサイト内でエラーが起きることがあります。

手動更新であればテスト環境を構築してあらかじめエラーを防いだりその場で原因を特定したりすることができますが、自動更新にしてしまうとそうもいきません。

特にサイトのデザインを調整するためのプラグインなどは互換性が悪くなると表示が崩れるといった不具合が発生しやすいので、自動更新の設定には注意が必要です。

バックアップを取ってから更新することができない

不具合が起こった時の対処法として、事前に取得しておいたバックアップを復元するという手段があります。そのため、アップデート前にはあらかじめバックアップを取って元に戻せるようにするのがセキュリティ的に安全であると言えます。

しかし、自動更新にしてしまうとアップデート直前のデータを取っておくことができません。頻繁に更新があるサイトだと、少し前のバックアップを復元したため最新の記事が消えてしまったなどのトラブルにつながる恐れもあります。

4.自動更新の有効化・停止を切り替える方法

管理画面の「プラグイン」メニューには各プラグインに「自動更新」の列があります。有効と無効のアクションリンクがあるので、そこから変更するようにしましょう。

詳しくはWordPress公式のヘルプも参照してみてください。

5.まとめ

WordPressのプラグインは自動更新の設定が可能ですが、いくつかのデメリットもあります。

もし不具合の修正なども含めたサイト運用の管理ができるのであれば手動更新にしておくのもよいでしょう。あまり自信がない方は自動更新にしておいた方がセキュリティ面を考えると安全です。

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この記事を書いた人

Webコンサルタント
広告代理店にてメディア運営・SEOディレクション・Web広告運用を経験。
現在はコンテンツSEOとWeb担当者向けメディア『Webly』の編集を担当。

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