ディスクリプションはSEOに有効?CTRを向上させる書き方についても紹介

「ディスクリプションがSEOに有効か」という話には様々な意見があります。一説によると、クリック率(CTR)がSEOに効果を及ぼす可能性があるため、CTRの向上に貢献するディスクリプションも間接的にSEOと関係があると考えられています。

そうなると、ディスクリプションの書き方も疎かにはできません。CTRの向上に効果的なディスクリプションの書き方について知っておきたいところです。

そこで今回は、CRTに有効なディスクリプションの書き方や設定方法、SEOとの関係について解説します。

目次

1.ディスクリプションの役割とSEOへの効果について

それではディスクリプションの役割とSEOとの関係性についてみていきましょう。

ディスクリプションはページ概要を伝える

ディスクリプションは、メタディスクリプション(meta description)とも呼ばれ、ページの概要をGoogleのクローラーに伝えるメタタグのひとつです。

また、スニペットに表示されるテキストをGoogleに指定する役割もあります。

ディスクリプションを設定していなくても、Googleがページ内のテキストから関連すると判断したテキストをスニペットに自動的に表示してくれます。しかし、必ずしも運営者が意図した内容になるわけではないため、各ページでディスクリプションを設定することがおすすめです。

SEOに効果的とは必ずしも断言できない

ディスクリプションは順位に直接影響を与えないといわれる一方、SEOと無関係ではないとの主張もあります。というのも、ユーザーに「自分の求める情報がそこにある」と判断させられればCTRが高くなり、それが順位にも影響すると考えられているからです。

そもそも、CTRがSEOに影響するかどうかという点でも意見が割れているため、現時点でどちらが正解とは断言できません。しかし、Googleの公開している検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドではディスクリプションの設定が推奨されていることは確かです。

順位上昇のみを目的とするよりも、ユーザーに適切な情報を提供してクリックしてもらうという観点から設定をおすすめします。

2.ディスクリプションの有効な書き方

それではCTRを高められるディスクリプションの書き方について紹介します。

パソコン120字以内、スマホ75字以内で書く

ディスクリプションの適切な文字数は、パソコンで120文字以内、スマホで75文字以内といわれています。閲覧するデバイスやブラウザによっては全文表示されるとは限らないため、できるだけ簡潔に記載し、重要なキーワードは前の方に配置することがポイントです。

ページコンテンツと一致させる

ページコンテンツと一致した適切な要約を心がけましょう。ディスクリプションで内容を誇張したり、ページ内容と異なる情報を記載したりすると、ユーザーの期待感を裏切ることになり、直帰率が高まる可能性があります。

ユーザーのアクションを促す

「詳細はこちら」「送料無料でお届けします」「無料でお試しいただけます」など、ユーザーに行動を促すフレーズを入れることでCTRが高まる可能性があります。ディスクリプションはページにユーザーを呼び込むための「アプローチ文」ともいえるでしょう。

商品ページにはメーカーや品番を含める

リンク先が商品ページの場合は、ディスクリプションにメーカーや品番、価格などを含めておきましょう。商品を絞り込んで探しているユーザーにクリックしてもらいやすくなります。

ページごとにディスクリプションを変更する

ディスクリプションはページの内容と一致させる必要があるので、ページごとに固有の内容を設定しましょう。同じ文章を使いまわすのはページコンテンツと一致しないため推奨できません。

3.避けたほうがいいディスクリプションの書き方

一方、避けるべきディスクリプションの書き方について、検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドで以下のように紹介されています。

  • ページの内容と関連のない内容を記述する。
  • 「これはウェブページです」や「野球カードについてのページ」のような一般的な説明を使用する。
  • キーワードだけを羅列する。
  • サイトのドキュメントの内容をそのままコピー&ペーストする。
  • サイトのすべてのページや多数のページにわたって同一のものを使用する。

上記のようなディスクリプションは、Googleから評価を下げられてしまう可能性があるため注意しましょう。

4.ディスクリプションを設定する2つの方法

ディスクリプションの書き方がわかったところで、設定するための2つの方法について確認していきましょう。

HTMLで記述する

HTMLで記載する場合、各ページのheadタグ内に以下のコードを書き込むと設定できます。下記はディスクリプションのソースコードですので、「サンプル」部分を適切な文章に変更して使用してください。

<meta name=”description” content=”サンプル” >

プラグインを使用する

ワードプレスでWebサイトを制作している場合は、無料のプラグインをインストールして設定するのがおすすめです。ディスクリプションを設定できるプラグインは色々あるので、ワードプレス管理画面のメニュー内にある「プラグイン」から検索して導入しましょう。

5.まとめ

ディスクリプションはGoogleとユーザーにページの概要を伝える役割があります。SEOとの関係性については諸説ありますが、CTRを高める可能性があることから間接的な関係があると考えられています。

ディスクリプションを書く時に意識したいポイントは次の通りです。

  • 各ページコンテンツと一致した固有の内容にする
  • ユーザーのアクションを促すような文言を記載する
  • 商品ページならメーカーや品番を記載する
  • 文字数はPC120文字以内、SP75文字以内でまとめる
  • キーワードは前の方に来るように調整する

ページコンテンツと一致しない内容やキーワードの羅列などGoogleが推奨しない方法で書くとGoogleからの評価が下がるかもしれません。

設定する際は、各ページのhead内にHTMLで記述するか、ワードプレスを使用している場合はプラグインを入れて設定しましょう。

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この記事を書いた人

Webコンサルタント
広告代理店にてメディア運営・SEOディレクション・Web広告運用を経験。
現在はコンテンツSEOとWeb担当者向けメディア『Webly』の編集を担当。

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