中小企業がホームページ制作会社を選ぶ際は、制作目的やターゲットを定めたうえで、サポート体制の手厚さや得意分野などをチェックすることが必須です。制作会社ごとで得意な領域や強みも異なるため、必ず複数社で比較し自社にマッチしたサービスを選定しましょう。
本記事では、中小企業向けにおすすめのホームページ制作会社10選や依頼前の準備、選定のポイント、公開後に運用を成功させるポイントなどを詳しく解説します。
中小企業向けのおすすめホームページ制作会社10選
中小企業におすすめのホームページ制作会社は、以下の10社です。
・ECマーケティング株式会社
・キオミル株式会社
・株式会社Higherfield
・株式会社タクト
・株式会社グローカル
・株式会社hypex
・株式会社ええやん
・株式会社CyberCats
・株式会社リクト
・株式会社オニオンウェブ
ECマーケティング株式会社

設立年 | 2010年 |
制作実績 | 常磐興産、GSユアサバッテリー、株式会社ヤマリアなど |
得意な領域 | Webマーケティング全般に対応(UI・UX、SEO、Web広告、CRMなど) |
サービスの特徴・強み | 業界歴20年以上のプロによる売上改善支援を受けられる |
アパレルや金融、不動産、食品、美容など、幅広い業界での制作実績を持つ制作会社です。コンテンツマーケティングやSEO対策、広告運用、MEOなど、ホームページ公開後に必要となるマーケティング領域すべてに対応しており、いずれも成果を出すことに強い会社です。過去のプロジェクト実績は、大企業から中小企業、自治体を含め500社以上にのぼります。
Web業界で20年以上のキャリアを持つプロが、ユーザビリティ改善やCRMリピート率改善といった幅広い観点をもとに、売上改善につながる最適なホームページを設計してくれます。売上アップ累計は377億円・KPI達成率は98%を誇ります。
キオミル株式会社

設立年 | 2018年 |
制作実績 | 自動車精工株式会社、本田通信工業株式会社、株式会社ハイホーなど |
得意な領域 | コーポレートサイトや採用サイト、サービスサイトなどに幅広く対応 |
サービスの特徴・強み | 自社サイトで培ったノウハウをもとにしたSEO対策のサービスを提供している |
中小企業が抱えがちな「見込み客獲得が展示会に依存している」「採用してもミスマッチで退職してしまう」といった課題の解決につながるホームページを制作している会社です。
提案については、中小企業の予算に配慮。また、保有するリソースを活用した新規事業の立ち上げ支援など、ホームページ制作に関わる分野を幅広くサポート可能です。
株式会社Higherfield

設立年 | 2017年 |
制作実績 | Qneckや株式会社増田抜型製作所、学習教室 HOPPINGなど |
得意な領域 | 主にオシャレなレスポンシブデザインのホームページ制作に対応 |
サービスの特徴・強み | 中小企業や個人事業主、小規模店舗に向けて格安ホームぺージ制作を行っている |
中小企業や個人事業主、小規模店舗に向けて格安ホームぺージ制作を行っている制作会社です。中小企業はもちろん、学習塾や訪問介護リハビリテーション、プログラミング教室など、幅広いジャンルの小規模店舗にも対応。98,000円〜(税抜)依頼できるプランも用意されており、コストを節約したい中小企業でも手軽に利用できます。
完成したホームページは、全ページをHTMLやCSSなどの専門知識不要で編集・追加できるため、簡単な操作で手軽に運用可能です。
株式会社タクト

設立年 | 2008年 |
制作実績 | 京葉ガス情報システム株式会社、野田ガス株式会社、フェイスラボ株式会社など |
得意な領域 | マーケティング支援やGA4導入支援、ChatGPTを活用したオウンドメディア運用支援などにも対応 |
サービスの特徴・強み | 成果・コスト・手間を踏まえてベストな提案を考えてくれる |
顧客の予算感を踏まえ、「求めている内容+α」の提案を実施してくれる制作会社です。オーバースペックではなく、顧客の半歩先を見据えた提案を行うため、費用や手間のベストな落とし所を見つけられます。
制作にあたっては、最初に丁寧な質問を通じて「顧客が本当に達成したい目的」をヒアリング。要望を引き出し顧客のビジネスを深く理解したうえで、ホームページを制作したり目的に応じて別の手段を提案したりします。
株式会社グローカル

設立年 | 2012年 |
制作実績 | ブライダル、旅館、SES企業など(具体的な企業名の記載なし) |
得意な領域 | サイトのアクセス解析や売上シミュレーションの作成、サイトマップの作成など幅広く対応 |
サービスの特徴・強み | 経営戦略や事業戦略、財務会計戦略など、ホームページ制作も含めて企業の経営活動を幅広くサポートしてくれる |
ホームページ制作はもちろん、事業戦略や営業戦略、組織人事戦略、財務会計戦略など、企業全体の方向性に関するコンサルティングをワンストップで受けられる制作会社です。新規事業の立ち上げや既存事業のさらなる成長など、前のめりな姿勢で経営を行う中小企業をサポートしてくれます。
ホームページ制作では、設計後に期待できる「目標売上のシミュレーション」まで作成可能。このシミュレーション達成に必要な訴求ポイントも精査することで、効率的な事業の成長を実現できます。
株式会社hypex

設立年 | 2019年 |
制作実績 | 株式会社日本アムスコ、アイシン産業株式会社、株式会社フジテックスなど |
得意な領域 | 採用サイトの制作や採用広報コンサルティング、採用に向けたSNS・広告の運用などにも対応 |
サービスの特徴・強み | 幅広い手段を活用して企業の採用活動をサポートしている |
中小企業の採用広報活動全般をメインにサポートしている制作会社です。採用オウンドメディア制作にはじまり、ピッチ資料作成やSNS採用のコンサルティング、ブランディング設計など、企業が求める人材を採用できるまでの支援を提供しています。
採用候補者の意向に合わせたコミュニケーション施策の提案が可能。漠然とホームページを制作するのではなく、各企業の採用課題や候補者に合わせて最適なコンテンツを制作してくれます。
株式会社ええやん

設立年 | 2014年 |
制作実績 | 株式会社旭創業、阪神佐藤興産株式会社、ケア南海株式会社など |
得意な領域 | Webコンテンツで必要な写真撮影や動画制作、SEO対策、ホームページ更新システムの構築などに対応 |
サービスの特徴・強み | 企業の差別化ポイントを押し出したホームページを制作してくれる |
事前に設計した差別化戦略をもとに、顧客独自のポジションをアピールできるユニークなホームページを制作できる制作会社です。キャッチコピーや動画、画像、イラストなどを織り交ぜることで、ターゲットに刺さるユニークなホームページを実現できます。
制作の際は、独自のチェックリスト(99項目のワークフローや50項目の検品リストなど)を活用して成果物のクオリティを担保。ホームページ公開後の修正や保守サポートもリーズナブルに利用できます。
株式会社CyberCats

設立年 | 2013年 |
制作実績 | 株式会社K&N、株式会社竹内建設、株式会社シーサー不動産など |
得意な領域 | ホームページ制作を軸にInstagramの運用支援や経営サポート、アニメーション動画制作などに幅広く対応 |
サービスの特徴・強み | 初期費用のみ・月額無料で利用できる |
「初期費用のみ・月額無料」で依頼できる制作会社です。経験豊富なディレクターや中小企業診断士が市場調査を行い、業界のトレンドやビジネスについて深く理解してから制作するため、ターゲットニーズに刺さる高品質なホームページを制作できます。
納品後もWeb広告やSEO対策、SNS運用など幅広いサポートを提供。コンテンツ作成やAIを活用したマーケティング戦略といった分野までアドバイスを受けることで、コストを抑えつつ事業を成長できる点が魅力です。
株式会社リクト

設立年 | 2012年 |
制作実績 | allcoco、窪田自動車工業株式会社、株式会社ナカミチなど |
得意な領域 | 公開後の運用やコンテンツ制作代行、ホームページ制作における補助金活用のアドバイスなどまで対応 |
サービスの特徴・強み | 中小企業のニーズにマッチしたホームページを制作できる |
「コーポレートサイトを活用してブランディングを強化したい」「LPで特定のキャンペーンをアピールしたい」など、さまざまな中小企業のニーズにマッチしたホームページを制作できる会社です。代表が塗装会社の役員を兼務しているため、建築関連(リフォームや塗装、不動産など)の制作に強いという特徴があります。
ホームページ制作で活用できる補助金・助成金活用に関するアドバイスも提供しているため、「コストを抑えて制作したい」という中小企業にも最適です。
株式会社オニオンウェブ

設立年 | ※記載なし |
制作実績 | 有限会社アコールコーポレーション、隆電設工業株式会社、大豊運輸倉庫株式会社など |
得意な領域 | CMS構築やSEO対策にも対応 |
サービスの特徴・強み | 顧客の想いやビジネスへのこだわりまでヒアリングしたうえで、完全オリジナルのホームページを制作してくれる |
顧客の戦略にマッチした完全オリジナルのホームページを制作できる会社です。ヒアリングに時間をかけて自社や競合の状況を分析し、各社の強みを明確化できる成果物を納品します。事業内容や商品だけでなく、ビジネスへの想いやこだわり、働く人に至るまで幅広いポイントを踏まえて制作できる点が魅力です。
中小企業がホームページ制作を依頼する前に行うべき準備
中小企業がホームページ制作を依頼するにあたっては、以下の準備を行うことが大切です。
・ホームページ制作の目的を明確化する
・ターゲットを設定する
・予算を決めておく
・自社で担当者を決めておく
ホームページ制作の目的を明確化する
中小企業がホームページを制作する目的は、以下のように多岐にわたります。
・ECサイトの新規登録者数を増やしたい
・製品への問い合わせ数を増やしたい
・新卒採用の応募者数を増やしたい
・自社のブランディングを強化したい
具体的な目標を設定しておくことで、必要な機能やコンテンツ、サイト全体の構造などを決めやすくなり、「SEO対策に強いか?」「自社の業界における制作実績が豊富か?」といった選定基準も明確化できます。
目的が曖昧なままでは、自社の望んだ成果物が納品されないこともあるため注意しましょう。
ターゲットを設定する
上記で定めた目的も踏まえつつ、自社でアプローチすべきターゲットを考えましょう。ターゲットを明確化することで、「このターゲットに対してはどんなコンテンツが刺さるのか?」「どのようなデザインを実装すべきか?」などを考えやすくなります。
ターゲットが不明確な状態では、伝えたいメッセージがぼやけてしまい成果につながりにくくなるため要注意です。制作会社からしても、ある程度コンテンツの方向性が決まっているほうが具体的な提案に落とし込みやすくなります。
予算を決めておく
ホームページの作成や運用などにかかる料金は、デザインや実装する機能、コンテンツの量、公開後のサポートの有無などによって変わります。予算が決まっていれば、制作会社も「予算の範囲内で具体的に何ができるか?」を提案しやすくなります。
予算によっては自社の目的達成に必要なホームページの制作が難しい場合もあるため、仕様の優先度を決めて調整しましょう。予算の上限が不明確だと、制作会社からの提案がまとまらなかったり、不要な要件を追加し結果的にコストが膨らんだりするかもしれません。
自社で担当者を決めておく
自社の目的達成につながるホームページを制作するには、制作会社とこまめにコミュニケーションを取り、方向性をすり合わせながら進めることが必須です。自社内で制作会社とやり取りする担当者を決めておくことで、社内の意見や要望、制作会社からの報告などをまとめながら、スケジュールを守ってスムーズに進行できます。
担当者は「専任」として指名することが理想です。専任者がいることで、ホームページの制作過程や公開後の運用方法などに関する知見を効率的に蓄積できるため、将来的に社内のみで運用体制を整備しやすくなります。
ホームページ制作会社を選ぶ際のポイント
自社の目的達成につながる制作会社を選ぶには、以下のポイントを押さえることが大切です。
・複数社で相見積もりを行う
・得意な制作分野をチェックする
・サポート体制の手厚さをチェックする
・担当者との相性をチェックする
複数社で相見積もりを行う
1社だけの見積もりでは、コストや具体的なサポート体制、対応可能な業務範囲などを比較できず、適切な選定が難しくなります。場合によっては、「他社で無料対応できるオプションが有料だった」「本格的に作業を始めたらコミュニケーションコストがかかる」といった想定外の事態が発生しかねません。
本当に自社にマッチした制作会社へ依頼できるよう、以下の点を中心に複数社で比較すると良いでしょう。
・見積もりに含まれる業務範囲は?
・追加費用となる業務内容は?
・具体的な制作フローは?
・公開後の保守やコンテンツ更新といった運用体制は整っているか?
・担当者の対応はよいか?
・自社と近い領域で制作実績が豊富か?
得意な制作分野をチェックする
ホームページ制会社ごとで得意な制作分野は異なります。自社の業界や職種、制作の目的、商材などを考慮し、なるべく近しい領域での実績が豊富な制作会社へ依頼しましょう。
例えば「採用活動に活かしたい」という目的なら採用サイトの制作実績をチェックする、「自社の業界にマッチしたデザインを作ってほしい」という目的なら業界ごとの実績をチェックする、といったイメージです。
特に「金融業界のホームページなので専門用語への知見が必要」というように特殊な背景がある場合は、なおさら制作実績をチェックし、専門性の有無を把握しておきましょう。
サポート体制の手厚さをチェックする
制作会社のサポート体制は、「ホームページを公開して終わり」「公開後のコンテンツの効果測定まで依頼できる」というようにさまざまです。そのため、制作目的や社内の人材リソースなどと照らし合わせ、必要なサポートが受けられる制作会社を選びましょう。
例えば「コンテンツ作成や更新は自社で対応できる」という場合は、制作のみで十分かもしれません。一方で「検索上位を狙いたいが社内にマーケティングの知見がない」という場合は、公開後の運用までサポートできる制作会社を選ぶことがおすすめです。
担当者との相性をチェックする
ホームページ制作では、「担当者とスムーズなコミュニケーションを取れるか?」という点が重要です。担当者のレスポンスが遅ければコミュニケーションコストが膨らみ、二度手間が発生したりスケジュールが遅延したりするかもしれません。また、料金体系の説明が曖昧な担当者の場合は、最初の想定になかったような思わぬ追加料金が発生する可能性もあります。
他にも「ヒアリング能力が低く成果物の品質が低い」といったケースもあるため、契約前のやり取りの時点で、担当者との相性を確認しましょう。
ホームページ制作は発注後も注意!トラブルなく成功させるためのポイントを解説
ホームページ制作は「制作会社へ依頼して終わり」というわけではありません。トラブルなく成果物を納品してもらうには、依頼後も以下のようなポイントを意識して進行することが大切です。
・想定外の事態が起きた場合はこまめに相談する
・わかりやすい指示書を作成して共有する
・関係者の役割分担を明確化しておく
・余裕を持ったスケジュールを設定する
・ホームページ制作による影響範囲を確認しておく
想定外の事態が起きた場合はこまめに相談する
本格的な制作の開始後に、「社内で必要な素材が見つからない」など当初の予定と異なる事態が起きた場合は、こまめに制作会社へ相談しましょう。定期的なミーティングの場を設けたりメールで逐一報告したりすれば、想定外のトラブルにもスピーディーに対応できます。
また、ホームページ制作では、ワイヤーフレームやデザイン、キャッチコピー、メインビジュアルなどを決める際に「チェック者と関連部門の調整の要否」「決裁者確認までの所要時間」を把握し、プロジェクト進行を妨げないことも大切です。そのため、「ワイヤーやデザイン、キャッチコピーは社内でどこまで確認を取るか?」「戻し時のルールは?」といった、進捗確認のフローも明確化しましょう。
関係者の役割分担を明確化しておく
制作会社や各職種の担当者へ依頼する業務範囲を明確化しておきましょう。役割分担が明確であれば、「この業務は制作会社へ依頼できる範疇ではないのか?」といった確認によるスケジュール遅れを防止できます。また、発注内容や進行管理の方法などをその都度正確に把握しておかないと、追加見積もりが発生したり発注外の要件をベンダーへ依頼せざるを得なかったりする状態になり、スケジュールに大幅な遅れを生じさせるかもしれません。
特にホームページ制作では、必要な素材を用意できなかったり準備に時間がかかったりすることによる遅延が起こりがちです。そのため、「どんな素材(写真や図版、キャッチコピー、パンフレットなど)が必要で・いつまでに準備すべきか?」という役割も確認しておきましょう。
余裕を持ったスケジュールを設定する
ホームページ制作では、「コーディングを行ったがなかなか理想通りのデザインにならない」「機能を実装できない」といった理由で進行が遅れることもあります。こうした緊急のトラブルが発生するケースも見越して、余裕を持ったスケジュールを設定しましょう。
ホームページ制作による影響範囲を確認しておく
ホームページ制作にあたっては、自社システムや施策などに与える影響も考慮する必要があります。例えば「既存システムとの連携に不具合が出る」「リダイレクト設定がうまく反映されておらずWeb施策における遷移先ページが見れなくなる」といったイメージです。こうした不具合は発注者側の瑕疵となるため、制作後にトラブルなく運用できるよう事前に調査しておきましょう。
ホームページ公開後に運用を成功させるポイント
ホームページの運用を成功させるには、以下のポイントを押さえましょう。
・制作会社に任せきりにならないよう社内でホームページの運用体制を整備する
・ホームページのKGIおよびKPIを設定する
・定期的にユーザーのニーズにマッチしたコンテンツを更新する
・PDCAサイクルを回して改善を続ける
制作会社に任せきりにならないよう社内でホームページの運用体制を整備する
制作会社にホームページ運用を任せきりになると、社内にホームページ運営の知見が蓄積されず、なかなか内製に切り替えられません。特にSEO対策やコンテンツ作成などは、実際に自社で施策を行って効果を測定し、改善していく中で知見が蓄積されます。そのため、専用の部署を新設したり専任の担当者を指名したりして知見を蓄積できる体制を整え、将来的な内製化に備えましょう。
ホームページのKGIおよびKPIを設定する
ホームページ制作で達成したい最終的なゴールである「KGI」を定めたら、KGI達成に必要な「KPI」も設定しましょう。ホームページ運用では、PV数やセッション数、CV数などをKPIに用いることが一般的です。
中間目標まで細かく明確化できていれば、最終的なゴール達成に向けて「どんなアクションが・どれくらい必要なのか?」を正確に把握できます。アクションが明確になるほど、社内での認識ズレを防止して全員が正しい方向へリソースを投下できるでしょう。
例えばECサイトの制作では、以下のようなKGIおよびKPIを設定できます。
【KGI】
前年度より売上を◯◯%アップする
【KPI】
・新規会員登録数を◯◯人増やす
・CVRを◯◯%増やす
【中間KPI】
・ユーザーの平均注文額を◯◯円まで増やす
・カート投入率を◯◯%改善する
・商品ページの平均PVを◯◯まで改善する
継続的にコンテンツを更新する
ホームページ制作によって自社のゴール(商品購入や採用への応募など)を達成するには、公開後も定期的にユーザーのニーズにマッチしたコンテンツを提供することが必須です。少しずつ自社ホームページへの信頼が高まり、最終的なゴール達成に結びつきやすくなります。
例えば、ECサイトなら「自社商品の活用方法をまとめた記事」、美容系企業なら「美容に関するユーザーの悩みを解消する記事」といったコンテンツを定期的に更新できれば、ユーザーの満足度を高められるでしょう。
PDCAサイクルを回して改善を続ける
ホームページ運用では、公開してから定期的にアクセス数や登録者数など、前月比・前年比の変動を分解し、どこに増減の要因があるのかを把握することが大切です。
改善できる要素があれば、タスクに落とし、期限を決めて実行し再び効果検証。この地道なPDCAを繰り返しながら「目的達成に近づいているか?」を考えてホームページを改善する意識が必要です。上記のKGIおよびKPIを数値的に定めていれば、目標までの進捗度合いを可視化できるため、具体的な改善策を設計しやすくなります。
まとめ
中小企業向けのホームページ制作会社の特徴は、「業界歴20年以上のプロからのサポートが受けられる」「ホームページ公開後に必要なマーケティング領域すべてに対応してくれる」など、企業によってさまざまです。作成や運用などに必要な費用だけでなく担当者の対応の良し悪し、得意領域なども変わるため、複数社で比較し自社の希望にマッチした制作会社へ依頼することが欠かせません。
確実に自社の目標達成につながるホームページを制作したいのであれば、売上アップ額やKPI達成率など、具体的な数値でも成果を残している制作会社へ依頼するとよいでしょう。