以前、ECMでPCサイトのサイト改善を実施しており、CVRが2倍近く改善されていたという事実の中で、直近1年でスマホの流入も30%増加していた。スマホへの対応はやや遅れており、コンバージョン率もPCの半分以下になってしまっていた。今後のスマホ流入の伸び率を考慮すると、年間数百万の売上損失になりかねない状況であったため、PCサイト改善の成功を活かしながら早急なスマホ対応をすることをプロジェクトの中枢に置いた。
PCサイトのサイト改善で実装したサイト構造を踏襲しつつ、スマホ独自の見せ方に注意しながらサイトを設計した。例えば、スマホの場合、ファーストビューで見える領域も限られることから、商品詳細の設計にも工夫を凝らした。また、スマホへの対応が社内で早急に求められていた中、1ヶ月という短期間で完成させることで、コロナ需要によるスマホ経由の売上拡大にも貢献した。今後はさらに集客を強化するために、コンテンツページの拡充を予定している。