元々社内ではSEO上の課題に対する施策を検討していたが、ECMがヒアリングを重ねていく中でサイトのユーザビリティ上の課題が成果のボトルネックになっていることがわかり、UI改善視点を加えたサイトリニューアルを実施することになった。具体的には「利用頻度の高い検索同線が分かりにくい」「クリッカブルな要素の見分けがつかない」「レイアウトのルールが決まっていない」などの課題があった。
ECサイトと異なり、コンバージョンポイントをもたないサイトであったため、リニューアルの成果を測ることが困難であったが、GAを用いていくつかのKPIを設定し効果測定を行ったところ、例えばリニューアル後の直帰率は従来サイトの4割減を達成するなど、リニューアルの成果は大きかった。成功の要因としては、「バッテリーについて検討している人」が「比較検討する」という目的とそのペルソナ像に沿ったサイト作りを徹底したことが挙げられる。