様々な課題解決事例・制作実績を掲載しています。
業界や商材が異なっても構造が近いケースは多くあります。
「自社の場合、どのように解決できるか聞きたい」
「予算内でどんなことができるか知りたい」
という方はお気軽にお問い合わせください。
貴社サイトの状況や課題感にあわせて近い成功例や改善の方向性をご案内します。
2,500ページ超の独立行政法人サイトリニューアル
プロジェクト開始時に計画した、4つのKPIすべて達成!
Client
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)は国民が住宅取得する際にサポートすることを目的に設立された独立行政法人です。(政府系金融機関)
民間の金融機関と提携し、全期間固定金利の住宅ローンを支える事業や災害復興支援などの政策的融資を行っています。
Result
プロジェクト開始時に計画した4つのKPIすべて達成!
①高齢者向け返済特例制度についてページ CVR2.6%→10%
②災害復興融資ページ CVR8.2%→9.6%
③ご返済中のお客様一覧ページ CVR40%→46%
④マンションすまい・る債のご案内ページCVR15%→39%
Solution
Overview
住宅金融支援機構(じゅうたくきんゆうしえんきこう)は、日本政府の独立行政法人であり、主に以下のような業務を行う組織です。主な目的は、住宅の安定的な供給や品質の向上を目的に設立されました。特に、民間金融機関が提供しにくい長期固定金利型の住宅ローンを支援することを主な役割としています。
以前は「住宅金融公庫」という名称でしたが、2007年に改組されました。
住宅ローンの提供(フラット35)が有名です。
民間金融機関と連携して、長期固定金利型住宅ローン「フラット35」を提供。長期間にわたる安定した返済計画が可能であり、変動金利のリスクを回避できるサービスとして知られています。
住宅ローン市場の調査やデータ提供を行い、住宅関連の情報発信を通じて業界をサポートしています。
非常に公共性が高い組織で、かつさまざまな顧客、関係者、銀行などへの情報提供を行っている「全方位型」のWebサイトになります。
マーケティングの考え方は基本的にはターゲットを「絞る」ことによって成果を最大化するという手法が基本ですが、住宅金融機構様のWebサイトはその真逆の『全方位型でかつKPIを達成する』という難易度の高いサイト制作です。
また、金融業界、フィンテックやDX化が始まる2016年ぐらいの検討でした。
前回のWebリニューアルから7、8年経過し、Webサイトの更新、制作も継ぎ足し状態でUIの問題や情報の整理に大きな課題を抱えていました。
Process
Point.01
住宅金融支援機構様のWebサイトは前回リニューアル後からかなりの年月がたっており、かつ膨大なページ数が継ぎ足しで制作されてきたという経緯がありました。
つまり、ユーザーが探したいページへ簡単にたどり着けないといったUIの課題が山積した状態です。

【旧 住宅金融支援機構ページ】
そこで、リニューアルを実施することになり、競争入札の方式がとられることになりました。
「機構サイト」「フラット35」2サイトの合計2,500ページを超える大規模サイトリニューアルです。
プロジェクトに求められる要件は以下の項目になります。
(1)問題点の抽出
(2)改修方針の策定
(3)改修案の作成
(4)改修ページの作成
(5)ガイドラインの作成
(6)監修、サポート業務及び搭載確認
(7)効果測定
Point.02

【課題改修の全体像】
問題点の整理を行います。
2サイトは以下の役割になります。
・住宅金融支援機構様サイト=「機構サイト」
【役割】コーポレートサイト、機構が提供する商品・サービス全体像の説明
・フラット35サイト=「フラットサイト」
【役割】フラット35の商品説明
まずは、両サイトの関連性に関する課題抽出です。
それぞれ、独立して制作されており、互いの関係性や、商材の位置づけなどがお客様(ユーザー)へ伝わらない状態でした。
また、各サイトでの課題は
多様なユーザに対するメニューとしてナビゲーションが機能していない
1)多様なユーザーに対する単調な説明
2)ユーザーの処理能力を超えるメニュー数
3)画面サイズを想定していないレイアウト設計
など、Webサイトのナビゲーション的な視点が欠如していました。
また、「フラットサイト」では
ユーザーの検討プロセスとコンテンツが合っていない
1)コンテンツと対象ユーザーの関連づけのなさ
2)ユーザーの検討導線を想定していないただ列挙されているコンテンツ
といった、Webサイトの営業・接客の視点が欠如していました。
Point.03

【機構サイト UI課題サンプル】

【サイト課題抽出方法】
サイトの問題点を一方的な視点ではなく、360°全方位的な視点で抽出します。
その方法は以下の通りです。
・ヒューリスティック評価:過去の成功セオリー、Webトレンドの視点
・競合ベンチマーク評価:競争対抗上の視点
・アクセスログ解析:客観的・数値的視点
・ペルソナ設計:顧客像の視点
こういった形で出た大量の課題を取りまとめて、優先順位をつけてサイト設計に活かします。
Point.04
住宅金融支援機構様は公共性が高い事業をされており、ステークホルダーが多岐にわたります。それゆえ、ペルソナの数も30以上にのぼりました。

【ペルソナ一覧】
全方位的にWebサイトの設計を行いますが、全ての人に100%満足のいく設計を行うことは不可能です。
そこで、優先順位づけと、各ページの役割分担を明確に定義することにより複雑な情報を整理して極力見やすいページ設計を心がけました。
Point.05

【改修方針策定資料】
Webサイトの設計上の課題を抽出したら、次はサイト設計フェーズに移ります。
住宅金融支援機構様の場合、2,500ページを超える大量のホームページと、金融・学術的な専門用語が飛び交う文章内容をどうやって分かりやすくユーザーへ伝えるのかというところが非常に難しいポイントでした。
そこで、乱立したコンテンツをルール化しそれを「主要コンテンツ定義書」にまとめました。つまり、ルールに基づいて記事や画像を使うことになるため、ある程度専門知識が無くても、どこに、どんな情報があるのかが視覚的に想像しやすくなります。
そして、文章そのものにも問題が多くあり、急遽ライターを5名アサインして、リライト部隊を編成して業務に当たりました。

【サイト制作 設計フェーズ資料】
その後、サイトマップを構築し、ペルソナを意識してサイトストラクチャの設計、ページゾーニング設計、ワイヤーフレーム作成を行います。
その後に、事前に抽出したサイトの課題がワイヤーフレームに反映されているかをチェックするためコンサルタントのレビューを行い、その上でデザイン制作に入ります。
Point.06

【HTMLコーディング・実装フェーズ資料】
デザインファイルが制作完了したら、HTMLコーディングを行うフェーズに移り、さらにCMSへの実装を行うことになります。
今回は、CMSベンダーは既存に利用されているものをバージョンアップする形でリニューアルを進めました。
現状の課題をしっかり把握して反映させるという視点はとても大切ですが、CMSの機能や拡張性、さらにはCMSベンダーの役割・発注範囲を把握しておくとも非常に重要です。
当初計画時の分量や、設計範囲と実際の実装するものの差分が出ることは良くあることで、それをちゃんとカバーできる体制を、クライアントとベンダーで協力して作ることがプロジェクト成功の鍵となります。
Point.07

【リニューアル後 KPI達成率】
リニューアル前に目標KPIを立てて、リニューアル後数か月でその目標がどうなったか振り返ります。
ECマーケティング社ではリニューアルは一過性のものではなく、サイトを生まれ変わらせて、そこから成長させるための出発点と考えております。よって、目標の設定と振り返り、その後のPDCAサイクルの導入を強くお勧めしています。
住宅金融支援機構様は、当初立てた4つのKPIの100%以上を達成し、リニューアルは一旦成功しました。 その後のPDCAも継続しており、さらに更新などのマニュアルも活用されており、数年経った今でもWebは成長し続けています。
Output


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業界や商材が異なっても構造が近いケースは多くあります。
「自社の場合、どのように解決できるか聞きたい」
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