定期獲得数2倍!老舗宅配弁当のCVRを劇的改善したLP制作

美味しさと手軽さを伝え、幅広い世代の定期購入を促進

タイヘイファミリーセット

Client

クライアント

タイヘイ株式会社は、明治13年の創業から続く長い歴史を持つ老舗企業です。醤油醸造などの食品製造を皮切りに、現在では一般家庭向けの冷凍弁当「ファミリーセット」や業務用食材の納入事業など、食に関する幅広いサービスを展開しています。特に宅配健康食の分野においては48年の実績を誇り、シリーズ累計販売数は5,400万食を突破しました。食品事業に留まらず、印刷・広告業や金融事業まで多岐にわたる分野で、暮らしに役立つ企業として社会に貢献しています。

会社名
タイヘイ株式会社
事業内容
一般家庭向け献立材料や冷凍弁当の販売「ファミリーセット」運営・業務用食材「クッキングデポ」納入事業・醤油醸造、醤油加工調味料、ウスターソース、ドレッシングなどの製造販売・魚介類、畜肉類の加工、冷凍食品の製造、仕入及び販売・生鮮野菜の仕入、加工及びスーパーマーケット、コンビニエンスストア向けキット商品の開発など
資本金
6,000万円
社員数
2,442名

Result

プロジェクト成果

定期販売数が従来の2倍へと増加し、コンバージョン率(CVR)も320%増という劇的な改善を達成

Solution

関連ソリューション・サービス

Overview

プロジェクトの背景

同社は宅配弁当業界において48年の実績を持つ老舗企業ですが、近年は新興勢力の台頭により、主力商品である定期販売の伸び悩みに直面していました。加えて、既存のイメージとして高齢者向けの印象が強く根付いており、新たなターゲット層の開拓が急務となっていました。これらを打破するためには、商品が持つ本来の魅力である「美味しさ」や「メニューの豊富さ」を再定義し、若年層を含む幅広い世代へアピールし直す必要があります。さらに、ライフタイムバリューの高い定期購入の獲得を増やすため、ランディングページ(LP)への流入から購入に至るまでの導線を抜本的に見直し、ユーザーの心理的ハードルを下げる新たなLP制作プロジェクトが立ち上がりました。

Process

「コンサル型制作・開発」の
取り組み内容

Point.01

競合・異業種LPの分析と強みの抽出

まず初めに競合他社や異業種のLPを分析し、ファーストビューでの明確な訴求や、不安払拭コンテンツの重要性を確認しました。それらの分析結果を踏まえ、自社の持つ最大の強みである「48年の歴史」「累計5,400万食突破」「専門医監修の健康食」という安心感を明確なアピールポイントとして整理しました。

■競合LPコンテンツ比較サマリー
1.競合LP(らいふーど)のポイント
・ファーストビューでの明確な訴求:ページ最上部で「1食あたり320円〜」といった具体的な価格帯とシズル感のある商品(お弁当)の写真を提示し、ひと目でサービス内容と魅力が伝わるように設計されています。
・特徴のシンプル化:「選ばれるポイント」などを視覚的に分かりやすく整理し、ユーザーにとってのメリットを簡潔に伝えています。
・明確なアクション導線:スクロールに合わせて、目立つ色の申し込みボタン(CTA)を定期的に配置しています。

2.競合LP(気配り宅配食)のポイント
・安心感・信頼性の徹底的な醸成:専門家(白衣を着た人物)による解説や、豊富な「お客様の声」、詳細な「よくある質問(Q&A)」を配置することで、利用者の不安を丁寧に払拭しています。さらに、ページ下部には運営スタッフの集合写真を掲載し、企業としての信頼感を高めています。
・詳細なメニュー・料金の比較:複数の食事コースを写真付きで具体的に紹介し、それぞれのプランごとの料金表を並べて比較しやすく提示しています。
・初回ハードルを下げるオファー:「お試しセット」や「プレゼントキャンペーン」などの特典を目立たせ、最初の申し込みを後押しする工夫がされています。

3.異業種LP(ユニオンシティサービス)のポイント
・サービスフローの視覚化:「ご利用の流れ」をステップごとにイラストを用いて解説し、申し込みから実際のサービス提供までのプロセスをユーザーが直感的にイメージできるようにしています。
・価格とプランの明瞭さ:ファーストビューで「3,980円」という低価格を大きくアピールし、ページ中段でも表組みを使ってプランごとの違いや料金構造を整理しています。

【共通要素】
これらのLPから参考になる重要な要素は以下の3点です。
1.ファーストビューでのメリット提示:パッと見で価格や「お試し」などの魅力的なオファーが伝わること。
2.不安払拭コンテンツの充実:ターゲット層が抱く疑問や不安を先回りして解消するための「お客様の声」「Q&A」「スタッフの顔出し」が盛り込まれていること。
3.視覚的なわかりやすさ:文字だけでなく、イラストや表、写真を使って「選ばれる理由」や「利用の流れ」を直感的に伝えていること。

競合・異業種LPの分析と強みの抽出 イメージ

競合・異業種LPの分析と強みの抽出

Point.02

ターゲット拡張と訴求ポイントの再定義

高齢者向けという従来の固い印象を払拭するため、忙しい主婦や健康を気にする若年層までターゲットを広げています。シズル感のある高画質な商品写真を多用し、直感的に「美味しい」と感じてもらえるようビジュアルを一新しました。さらに「レンジで約6分」といった手軽さや「カロリー調整」などの健康面を、視覚的なアイコンを用いて分かりやすく配置しています。

LP構成案 イメージ

LP構成案

Point.03

スマホに特化したUI/UXの設計

スマートフォンでの閲覧を前提とし、横スワイプでのメニュー紹介(カルーセル形式)や、Q&Aセクションにおけるアコーディオン(折りたたみ)機能を実装しました。これにより、限られた画面スペースであってもユーザーに情報過多のストレスを与えず、快適に情報を取得できるよう工夫を凝らしています。

デザインのポイント
1.ファーストビューの視覚的最適化
スマホの限られた画面スペースで瞬時に魅力を伝えるため、ファーストビュー(ページを開いて最初に表示される画面)が工夫されています。
・画面幅いっぱいにシズル感のある大きな商品写真(お弁当)を配置しています。
・「200kcal前後」「塩分2.5g以下」「レンジで約6分」といった重要なアピールポイントを、テキストではなく丸いバッジ(アイコン)として配置し、直感的に伝わるように設計されています。
・「初回半額」や価格情報(「7食セット4,930円」など)をファーストビューに集約しています。

2.タップしやすい大きなボタン(CTA)の反復配置
・スマホの画面幅に合わせた横長の大きな申し込みボタン(緑色など目立つ色)を採用し、指でタップしやすいよう設計されています。
・ユーザーが縦にスクロールしていく過程で、「特徴」「メニュー」「Q&A」など各コンテンツの区切りごとに定期購入を促すボタンを何度も配置し、ユーザーが「買いたい」と思ったタイミングですぐにアクションを起こせる導線を作っています。

3.縦スクロールと横スワイプの使い分け
スマホ特有の「縦スクロール」を前提としつつ、ページが長くなりすぎるのを防ぐ工夫がされています。
・基本は縦一列(シングルカラム)で情報を読み進められるように構成されています。
・「メニューの一例」など複数の画像を見せるコンテンツでは、横にスワイプして画像を切り替えられる形式(カルーセル)を採用し、縦のスペースを節約しつつ多くの情報を提供しています。

4.省スペース化のためのアコーディオン(折りたたみ)機能
・「よくあるご質問(Q&A)」のセクションでは、質問文(Q)のみをリスト表示し、タップすると回答(A)が下に開くアコーディオン形式を採用しています。これにより、文字数が多くなりがちなQ&Aセクションでも画面が文字で埋め尽くされるのを防ぎ、ユーザーが自分に必要な情報だけを簡単に見つけられるようにしています。

これらのように、「パッと見のわかりやすさ(視覚化)」「限られた画面の有効活用(スワイプや折りたたみ)」「操作のしやすさ(大きなボタンの反復)」が、スマホ向けレイアウトの重要なポイントとなっています。

ワイヤーフレーム イメージ

ワイヤーフレーム

Point.04

購入ハードルを下げる導線設計

LTVの高い定期購入へと確実に繋げるため、「初回半額」や「送料無料」といった強力なオファーをファーストビューに集約させました。さらに、ページをスクロールしていく過程の各コンテンツの区切りごとに、目立つ色合いの大きなアクションボタン(CTA)を反復して設置し、ユーザーの購買意欲が高まった瞬間に迷わず購入へ進める導線を構築しました。

コンバージョン導線設計 イメージ

コンバージョン導線設計

デザイン案 イメージ

デザイン案

まとめ

定期便商品は、一度契約に至れば継続的な収益が見込めるため高いライフタイムバリュー(LTV)を持つ反面、買い切り型の商品に比べてユーザーが購入を決断するまでの心理的ハードルが非常に高いという特徴を持っています。そのため、集客の要となるLPを「単に見栄え良く、低コストで作る」ことだけを優先してしまうと、実際のコンバージョン(購入)には結びつかず、投下した広告費を大きくロスする結果を招いてしまいます。

今回のプロジェクトに見られるように、成果を生み出すLPには、綿密な「競合分析」と「自社の強みの再定義」が欠かせません。他社の訴求手法を紐解いた上で、自社の「48年の歴史」や「累計5,400万食の実績」といった信頼の証を前面に押し出しました。さらに、従来の高年齢層向けというイメージを払拭するため、シズル感のある商品画像を多用し、幅広い世代へ「美味しさ」を直感的に伝えた点は、顧客のインサイトを的確に捉えた有効なアプローチと言えます。
加えて、ユーザ心理に寄り添った「購入導線設計」も極めて重要です。スマートフォンでの閲覧を前提とし、横スワイプ機能やアコーディオン形式を採用して視覚的な負担を軽減させています。その上で、ファーストビューで「初回半額」といった強力なオファーを提示し、読み進める過程で適切なタイミングに目立つ購入ボタン(CTA)を反復配置しました。これにより、ユーザーの購入意欲が高まった瞬間を逃さず、スムーズなアクションへと導くことが可能になります。

LTVの高い定期購入商品を販売するLPは、単なる商品カタログではなく、ターゲットの不安を払拭し、魅力を最大限に伝える優秀なセールスパーソンの役割を担う必要があります。事前の競合分析から綿密な導線設計に至るまで、戦略的なプロセスを踏襲したLP制作こそが、広告費の無駄を防ぎ、CVR320%増といった飛躍的な成果を生み出す原動力となるのです。

Output

アウトプット

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サイトイメージ モバイル
タイヘイファミリーセット

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