LA発健康サプリECサイトのUI/UX起点リニューアル

医師監修の信頼感と使いやすさを追求したEC構築

ドクターサプリUSA

Client

クライアント

Ozawandco.inc.は、アメリカのロサンゼルスを拠点とし、ドクターズサプリメント専門のオンラインショップ「ドクターサプリUSA」を運営する企業です。20年以上の臨床経験を持つ日本人自然療法専門医、Dr.小澤氏が製品の監修と選定を行っています。
西洋医学と自然療法の知見を融合させ、予防医学の先進国であるアメリカで生まれた高品質なメディカルグレードのサプリメントを提供しています。日本未発売の商品も含め、健康な体づくりをサポートする多様な商品を良心的な価格で日本のユーザーへ届けています。

会社名
Ozawandco.inc.
事業内容
ドクターズサプリメント専門のECサイト「ドクターサプリUSA」の運営・オリジナルメディカルハーブブランド「Naturopathy」などの企画・販売・自然療法に関するコンサルテーションや情報発信

Result

プロジェクト成果

ユーザビリティ課題を解消し、使い勝手と医師監修の信頼感を両立したECサイトへ全面リニューアル。

Solution

関連ソリューション・サービス

Overview

プロジェクトの背景

本プロジェクトの対象となるECサイトは、約10年前に公開されて以降、本格的なリニューアルが行われていませんでした。そのため、デザインの古さが目立つだけでなく、ユーザーからも「サイトの使い勝手が悪い」と直接指摘を受ける状況が続いていました。
同社は過去に見た目だけを重視したリニューアルで失敗した苦い経験があり、今回は単なるデザインの刷新ではなく、見やすさや操作性といったUI/UXの向上に強いこだわりをお持ちでした。
健康意識が高く、商品の効果や品質を重視するターゲット層に対し、的確に情報を提供し、スムーズに購入へ導く導線設計が急務です。こうした背景から、ユーザビリティの知見が豊富な弊社へご相談をいただき、プロジェクトが始まりました。

Process

「コンサル型制作・開発」の
取り組み内容

Point.01

ユーザビリティ課題の洗い出しと改善施策

ユーザビリティ調査の資料をもとに、既存サイトが抱える課題の洗い出しと、それに対する改善の方向性を定義しました。調査手法には、専門家の知見に基づくヒューリスティック評価を採用しています。

トップページにおいては、ヘッダーの情報優先度がユーザーの求めるものと合致していない点が浮き彫りになりました。特に、商品を検索するためのカテゴリ導線がトップページにしか存在せず、他のページから探す際に大きな手間を強いていました。また、ファーストビューにサイトの実績や強みを伝える定量的な情報が不足しており、他店と比較検討する新規顧客へのアピールが弱い状態でした。ナビゲーション周りでは、カテゴリや目的といった項目数において、人が一度に認識しやすいマジックナンバーセブンの法則を超えており、目的のサプリメントを見つけるまでに強いストレスを与える構成になっていました。

商品一覧ページでは、商品を比較するために不可欠な容量や使用目安の記載がなく、ユーザーレビューも表示されていません。商品詳細ページにおいても、カートボタン付近に送料や配送日数などの不安を払拭する情報がなく、購入への最終的な後押しが不足している点が課題として挙げられました。これらの課題に対し、ヘッダー情報の整理や、メインビジュアルでの実績アピール、カテゴリの適切なグルーピングといった具体的な改善施策を策定しています。

ヒューリスティック評価1 イメージ

ヒューリスティック評価1

ヒューリスティック評価2 イメージ

ヒューリスティック評価2

ヒューリスティック評価3 イメージ

ヒューリスティック評価3

ヒューリスティック評価4 イメージ

ヒューリスティック評価4

Point.02

要件リスト・カテゴリ検討

Step1で抽出した課題に基づき、具体的なシステム要件とカテゴリの再構築に向けた検討を行いました。カテゴリの整理では、細分化されすぎていた既存のメニューを根本から見直しています。メニューを大枠のグループへ分類し、視覚的な迷いを軽減させました。
目的から探すメニューについても、症状別の項目を「〇〇のお悩み」といったユーザー目線の分かりやすい表現へ変更し、項目数を適切に絞り込む方向で調整を進めています。

要件リストの策定においては、システムの仕様を考慮しながら、実装すべき機能を詳細にリスト化しました。全ページ共通の施策として、画面下部に「トップへ戻る」ボタンを配置し、ヘッダーには送料無料やお届け日数の特典情報を常時表示させることを決定しています。
検索結果がゼロ件だった場合の代替誘導ルートの設計や、閲覧履歴・お気に入り機能の追加も盛り込みました。スマートフォン向けには、カート画面での数量変更を直感的なプルダウン形式へ変更するなど、システムの制約下でも実現可能な最大限のUI/UX改善策を定義しています。

要件一覧 イメージ

要件一覧

カテゴリ検討 イメージ

カテゴリ検討

Point.03

ワイヤーフレーム・デザイン制作

確定した要件とカテゴリ構成をベースに、PCおよびスマートフォン向けのワイヤーフレームを作成し、具体的なデザインへと落とし込みました。

スマートフォン版の設計では、限られた画面領域を最大限に活用する工夫を取り入れています。グローバルナビゲーションにはハンバーガーメニューを採用し、ログイン前後で表示項目が適切に切り替わる仕様としました。カテゴリ検索はアコーディオン形式で開閉できるようにし、スクロールの負担を軽減しています。商品詳細ページでは、ファーストビューで価格や使用目安といった最重要情報を明確に伝え、ユーザーの購買意欲を高めるレイアウトへ変更しました。

カートボタンの周辺には、送料、お届け日数、支払い方法といった取引条件へのリンクをコンパクトに配置し、海外通販に対する心理的なハードルを下げる設計を採用しています。

デザイン面では、単に新しい見た目にするのではなく、ターゲット層である健康意識の高いユーザーに向けた「信頼感」の醸成を重視しました。自然療法医師が監修しているという専門性を前面に押し出し、クリーンで安心感を与えるビジュアルへと仕上げています。これらの画面設計を通じて、直感的な操作性とブランドの魅力が伝わる基盤を構築しました。

PCワイヤーフレーム イメージ

PCワイヤーフレーム

SPワイヤーフレーム1 イメージ

SPワイヤーフレーム1

SPワイヤーフレーム2 イメージ

SPワイヤーフレーム2

PCデザイン イメージ

PCデザイン

SPデザイン イメージ

SPデザイン

まとめ

海外を拠点とするECサイトのリニューアルは、国内向けの一般的なEC構築とは大きく異なるアプローチが求められます。国境を越えた取引となるため、ターゲットとなるユーザーは日本国内からのアクセスだけでなく、海外に在住する日本人も広く想定されます。こうした多様な利用者が直面するのは、商品そのものの選び方だけではなく、言語や法律、そして配送という物理的な壁です。現地からの発送となるため、関税の手続きや薬機法に基づく輸入数量の制限、さらには配送にかかる日数や送料の複雑な仕組みなど、購入前に確認すべきアナウンス情報が必然的に多くなります。

これらの案内が不足していたり、分かりにくい場所に配置されていたりすると、ユーザーは強い不安を感じ、購入を途中で諦めてしまう要因となります。
海外発のECサイトにおいては、「わかりやすさ」と「安心感」の提供が何よりも重要です。
本プロジェクトでは、この点に深く配慮し、利用ガイドや配送・返品に関する注意事項を、ユーザーが迷うことなく確認できる導線設計に注力しました。
カートボタンの直近に不安を払拭するメッセージを配置したり、ヘッダーに送料の条件を常時表示させたりするなど、ユーザーの心理的なハードルを下げる工夫を随所に盛り込んでいます。

見た目の美しさだけを追求するのではなく、ユーザーの属性や海外通販ならではの特殊な事情を深く理解した上で要件を固めることが不可欠です。それらを配慮して画面設計を緻密に組み上げていくプロセスこそが、リニューアルを成功に導き、顧客との長期的な信頼関係を築く土台となります。

Output

アウトプット

サイトイメージPC
サイトイメージ モバイル
ドクターサプリUSA

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