BtoB業界トップECの裏側!徹底したUI/UX改善とスマホ最適化

ユーザー視点が導く劇的な売上向上と進化

ビューティガレージオンラインショップ

Client

クライアント

株式会社ビューティガレージは「美容業界を変える」という理念のもと、ITとリアルを融合させたビジネスモデルで、古い商習慣が残る美容業界に革新をもたらし続けている東証プライム上場企業です。

会社名
株式会社ビューティガレージ
事業内容
理美容・エステ・ネイル等のプロ向け美容商材のインターネット通信販売業。サロン店舗設計デザイン・施工ほか開業支援・経営支援
資本金
768,385,250円
社員数
576人

Result

プロジェクト成果

業務用ECのリーダーサイトへ飛躍。好業績を支えるモバイル収益の礎を築く。

Solution

関連ソリューション・サービス

Overview

プロジェクトの背景

PCサイト訪問数が前年比で順調に増加していた一方で、コンバージョン率(CVR)は低下傾向に転じており、サイト来訪者に対する機会損失が発生し始めている兆候がありました。 さらに、デバイス別のアクセス状況を解析すると、スマートフォンからのアクセスが全体の約3割にまで急増しているにもかかわらず、スマホ経由のCVRはPC端末の約6分の1(1.38%)と極端に低い状態であることが判明しました。
こうした課題を根本から解決するため、PCサイトの徹底的なCVR改善による短期的な売上向上と、急増するスマホユーザーを確実に取り込むためのスマホ専用サイトの新規構築、さらにはプロの現場の利便性を極めるスマホアプリ開発までを見据えた、全社的なUI/UX改善プロジェクトが発足しました。

Process

「コンサル型制作・開発」の
取り組み内容

Point.01

PCサイトのCVR改善

PCサイトは以下4つの調査を実施し、大幅なCVR改善効果を出しています。
それぞれの調査内容について順にご紹介します。

・PCヒューリスティック評価

ヒューリスティック評価は認知心理学の応用とユーザビリティ理論に基づく専門家による調査です。
サイト評価を実施した結果、総合評価は「D(問題あり)」と判定しました。

全32項目の課題が抽出され、特に「信頼感・安心感」「フォーム・入力項目」「ナビゲーション」の領域で、新規ユーザーの購入ハードルとなる問題が多く散見されました。
例えば、未ログイン状態で商品をカートに入れても画面に変化がなく戸惑いを生む点や、エラー入力時の警告がページ上部にしか出ず修正箇所が分かりにくい点など指摘が目立ちます。
一方で、テキストや画像、リンク設定などの軽微な修正で対処できる課題も多く、早期の改善による効果が期待できる状態でした。

具体的な課題とその改善案の例は以下の通りです。

【信頼感・安心感】に関する課題
課題: 初回訪問者に実力を示す数値(サロン数や商品点数)がトップページにしかなく、他ページから流入した約8割のユーザーに伝わっていない。
改善案: 自己紹介的な要素として、共通ヘッダーのロゴ付近に実績数値を設置する。

課題: バナーをクリックした際、予告なくログインを要求される遷移があり、ユーザーがクリックを躊躇する原因になる。
改善案: ログイン必須のバナーには「会員限定」などのアイコンを表示する。

【ナビゲーション】に関する課題
課題: ログインしていない状態でカートに商品を入れると、ページが再読込されるだけで何が起こったか分かりにくい。
改善案: ポップアップ表示を自動で閉じないようにするか、カートの位置を明示して変化を分かりやすくする。

課題: ショッピングカート画面で、「カートを空にする」ボタンと「買い物を続ける」ボタンの位置・デザインが同じで隣接しており、誤操作のダメージが大きい。
改善案: 「カートを空にする」ボタンが不要であれば削除し、ボタンのデザインを変更して差別化する。

【フォーム・入力項目】に関する課題
課題: 会員登録の個人情報入力フォームで、ページを下にスクロールすると「※印」が必須であることを忘れてしまう。
改善案: ※印ではなく、項目ごとに「必須」「任意」と明記する。

課題: 配送先の新規登録時に、郵便番号から住所を自動入力するボタンがない(新規会員登録時にはあるのに設定されていない)。
改善案: 新規会員登録時と同様に、住所の自動入力ボタンを設置する。

【サイト内検索 / レイアウト・段組】に関する課題
課題: 共通ヘッダーのキーワード検索のカテゴリ絞り込み(プルダウン)が多すぎて選びにくい。
改善案: プルダウンに表示するのは「大カテゴリ>中カテゴリ」までにする。

課題: 検索結果一覧ページで、検索機能枠がファーストビューのほとんどを占め、表示要素も重複している。
改善案: 検索結果一覧側では、重複する表示条件(表示順、画像など)を非表示にし、シンプルにする。

これらの課題と改善案は、日々のサイト更新で活用するための「ユーザビリティガイドライン」としても整理・共有されています。

PCヒューリスティック評価1 イメージ

PCヒューリスティック評価1

PCヒューリスティック評価2 イメージ

PCヒューリスティック評価2

PCヒューリスティック評価3 イメージ

PCヒューリスティック評価3

PCヒューリスティック評価4 イメージ

PCヒューリスティック評価4

・PCアクセスログ解析

アクセス解析では、全体のアクセスからボトルネックを特定しました。
最大の課題は、全アクセスの約3割を占めるスマートフォンユーザーに対してPCサイトを表示してしまっており、CVRが極端に低くなっていることによる大きな機会損失でした。
また、商品一覧ページでは検索枠が大きすぎてファーストビューに商品が表示されないためCVRが低下していることなどが定量的なデータから裏付けられました。

その他具体的な課題例は以下の通りです。

1. スマートフォンからのアクセス最適化(デバイスの課題)
【課題】
PCサイトへのアクセスのうち、スマートフォン(SP)端末からのアクセスが約27%〜37%と大きな割合を占めているにもかかわらず、
CVR(コンバージョン率)が1.38%と、PC端末(7.08%)の約1/6と極端に低い状態です。
SP端末からのアクセスに対してPCサイトを表示してしまっており、大きな機会損失が発生しています。

2. 閲覧開始ページ(UI・導線)の課題
【課題】
特定の特集ページ(カラーチャート等)や商品一覧ページのCVRが極端に低く、直帰率が高い傾向にあります。
カラーチャート特集: 画像が大きく読み込みが遅い、1枚の画像のように見えて個別の商品ページへのリンクが分かりにくい、購入できるページという認識が薄いことが原因と考えられます。
商品一覧ページ(例:業務用ドライヤー): 検索条件などの枠が大きすぎ、ファーストビュー(画面を開いて最初に見える範囲)に商品がほとんど表示されていないことがCVR低下の要因です。

3. カテゴリー別パフォーマンスのアンバランス
【課題】
カテゴリーごとの閲覧数(PV)と注文に至る率にギャップが生じています。
「理美容器具・用品」はPVが最も多いものの、注文に至る率が11%と低く、ユーザーのニーズに対して品揃えや商品力が応えられていない可能性があります。
逆に「ネイル・まつげ商材」や「エステ化粧品」は、PVは少ないものの注文に至る率(20%〜30%)が高い状態です。

4. コンテンツ(特集ページ)の貢献度の低さ
【課題】
サイト全体のPVのうち、特集ページが見られている割合はわずか5.5%〜5.7%程度であり、実際に注文したユーザーのPVの中でも特集ページの割合は2.5%〜2.8%に留まっています。全来訪者の約94%以上は特集ページを見ていない状態です。

5. 流入経路と集客の課題
【課題】
昨年同月と比較して、全体の成長率に対して「検索エンジンからの一般ワード(非指名ワード)」および「他社ドメイン(比較サイトやブログ等)」からの流入による受注数の伸びが鈍く、伸びシロを残している可能性があります。

6. サイトの表示速度・パフォーマンス
【課題】
アクセスが集中する時間帯(9時や15時など)において、ページの平均表示時間が長くなる(4秒〜5.6秒など)傾向が見られます。本来は訪問数が多い時間帯でも表示時間が変わらない状態が理想です。

PCアクセスログ解析1 イメージ

PCアクセスログ解析1

PCアクセスログ解析2 イメージ

PCアクセスログ解析2

PCアクセスログ解析3 イメージ

PCアクセスログ解析3

・PC競合ベンチマーク調査

同業他社だけでなく、アスクルやモノタロウといったBtoBの先進サイト、さらにはBtoCトップサイトとの比較調査を行いました。

その結果、商品の説明自体は比較的洗練されており、カテゴリが多い中での検索導線も工夫されていますが、新規来訪者や利用開始から浅いユーザーにとっては利用ハードルが高い状態でした。
他社サイトではファーストビューに「実績を示す数値」や「納期」を明記して安心感を与えていること、カテゴリ名の横に商品点数を表示していること、
エラー時には入力欄のすぐそばにアシスト表示を出していることなど、自社サイトに欠けているベストプラクティスが次々と明らかになり、具体的な改善案の策定に繋がりました。

各プロセスにおける具体的な課題例は以下の通りです。
1. トップページ・ファーストビュー
【課題】
第一印象を形成するファーストビューに、自社の「実績を示す数字」や「納期に関する表示」がありません。
共通ヘッダーに送料や問い合わせ番号などの必要な情報はありますが、文字が少し小さく感じられます。
左カラムにバナーが多すぎて整理されておらず、結果としてメインカラムの下部が大きく空白になってしまっています。

2. 検索機能・カテゴリ選択
【課題】
キーワード検索の精度が低く、表示スピードも遅いという問題があります。また、カテゴリ一覧から各カテゴリの「商品点数」がわかりません。

3. 商品詳細・レビュー・カート追加
【課題】
ユーザーレビュー機能が提供されていません。
商品を「カート」や「マイカタログ」に入れた際の挙動がわかりにくく、ユーザーが不安や戸惑いを覚える可能性があります。

4. カート・入力フォーム(購入プロセス)
【課題】
ショッピングカート画面において、レコメンド(おすすめ商品)が提供されていません。
新規配送先の登録や、配送先を選択する画面のUIが複雑でわかりにくい状態です。
エラーアシストについて、入力エラー時の警告表示が「ページ上部のみ」に出るため不親切です。

PC競合ベンチマーク調査1 イメージ

PC競合ベンチマーク調査1

PC競合ベンチマーク調査2 イメージ

PC競合ベンチマーク調査2

PC競合ベンチマーク調査3 イメージ

PC競合ベンチマーク調査3

PC競合ベンチマーク調査4 イメージ

PC競合ベンチマーク調査4

PC競合ベンチマーク調査5 イメージ

PC競合ベンチマーク調査5

・PC被験者テスト(ユーザ行動観察調査)

実際のユーザ(美容サロン関係者など)6名を対象にタスクを与え、行動を観察しました。結果として、課題の半数近くが「商品を探すプロセス」に集中していることが判明しました。具体的には、理容師であっても「ヘア水物」という独自のカテゴリ名がスタイリング剤等を指す言葉だと理解できず商品を探し出せない事態や、グローバルナビの階層ルールが混在していて迷う様子、カテゴリのプルダウンメニューが長すぎてスクロールに苦労する様子などがリアルに観察されました。これにより、運営者視点では気づきにくい「ユーザの生の声」に基づく改善方針が固まりました。

全課題の半数近く(8項目)が「商品を探す」プロセスに関するものであり、この部分の改善余地(伸びシロ)が大きいことが明らかになっています。

【課題】被験者から挙がった不満一例
グローバルナビから商品が探しにくい
カテゴリ選択のプルダウンメニューが見にくい
絞り込み項目が不足しており、機能に気付きにくい
商品仕様(スペック)が一覧に表示されていない
価格帯検索で全角文字が使えない
レコメンド(関連)商品が少ない
会員登録と契約のフローがわかりにくい
フォーム入力エラーがわかりにくい  など

PC被験者テスト1 イメージ

PC被験者テスト1

PC被験者テスト2 イメージ

PC被験者テスト2

PC被験者テスト3 イメージ

PC被験者テスト3

PC被験者テスト4 イメージ

PC被験者テスト4

PCサイト取り組みまとめ

抽出された71項目の改善案のうち、39項目を実装した後の効果検証では、劇的な成果が確認されました。目標CVR5.28%に対して実績は5.44%(達成率161%)となり、昨年同月比でも11.5%の改善を達成。
これを経済効果に換算すると、単月で約1,965万円の売上底上げ効果が実証されました。さらに、新規ユーザーのCVRもリピーター以上に向上しており、誰もが使いやすいサイトへと生まれ変わったことが証明されました。

Point.02

スマホサイトのUIUX改善

当時はガラケーサイトを単に変換表示しているだけの簡易サイトでユーザビリティが考慮されておらず、スマホ経由の売上がほとんど期待できない状態でした。
また、ビューティガレージ社内では「業務用なのにスマホサイトは重要か?」という議論も湧きましたが、ECマーケティングは当時スマホサイトの成功事例を次々に生み出していたため、強く推奨し理解を得られました。

こういった経緯から現行サイトの修正ではなく、ゼロから新しいスマホサイトを制作する前提でベストプラクティスを出す目的で調査した結果とペルソナ設計を行い、スマホサイト制作の完成度を大きく底上げすることができました。

・スマホ競合ベンチマーク調査

スマホサイトのベストプラクティスを抽出するため、同業他社にとどまらず、楽天、Amazon、ZOZOなどのBtoC先進サイトや、モノタロウなどのBtoBトップサイト計8サイトを対象に、
22の評価軸によるヒューリスティック評価を実施しました。

この調査から、スマートフォンならではの17の参考要素が導き出されました。
例えば、「プルダウンメニューでの細かなカテゴリ表示はスマホでは使いづらいため、大カテゴリまでに留める」「共通ヘッダーの右肩に検索導線を常に固定表示し、迷子を防ぐ」
「小さな画面で情報が単調にならないよう、商品名や価格のフォントサイズ・色を大胆に変えてメリハリをつける」といった、UI/UXを飛躍的に向上させる具体的なレイアウトや機能のベストプラクティスを獲得しました。
また、BtoBサイト特有の課題として「既存顧客に特化しすぎて新規顧客への導線が弱くなる」傾向も発見し、自社サイト設計における注意点として共有されました。

抽出された具体的な課題例をいくつか紹介します。

1. 商品検索とカテゴリ選択の課題
スマートフォンにおいて、細かな階層まで表示される「プルダウン」でのカテゴリ一覧は使いづらいという前提があります。

2. ナビゲーション(ヘッダー・フッター)の課題
サイト構造が見渡しにくく、検索への移動がスムーズにできないと離脱に繋がります。

3. 商品一覧ページの見せ方の課題
スマホの小さな画面では、文字情報が単調に並ぶと見にくくなります。

4. トップページにおける新規顧客への配慮に関する課題
一部のB2Bサイト(アスクルなど)は既存顧客の利便性に特化しており、新規顧客向けの導線が弱い傾向があります。

スマホ競合ベンチマーク調査1 イメージ

スマホ競合ベンチマーク調査1

スマホ競合ベンチマーク調査2 イメージ

スマホ競合ベンチマーク調査2

スマホ競合ベンチマーク調査3 イメージ

スマホ競合ベンチマーク調査3

スマホ競合ベンチマーク調査4 イメージ

スマホ競合ベンチマーク調査4

スマホターゲット/ペルソナ設計

スマートフォンサイトの構築にあたっては、単なるPCサイトの移植ではなく、スマホというデバイス特有の「手軽さ」と「画面の小ささ(情報閲覧性の限界)」を考慮した緻密なターゲット設計を行いました。

ユーザーを単なる属性ではなく「状況(ニーズや利用履歴)」に基づいて4つのペルソナに分類しました。
高単価で比較検討が必要な機器類(A)はPCでじっくり選ばれる傾向が強いと分析し、スマホの手軽さが最も活きる「消耗品のリピート購入」を行う既存顧客(DやC)を最優先ターゲットに設定しました。
この「D>C>B>A」という明確な優先順位付けが、以後のUI設計の揺るぎない軸となりました。

スマホターゲット・ペルソナ設計 イメージ

スマホターゲット・ペルソナ設計

Point.03

スマホサイト制作

・サイトマップ作成
Step2で策定された「消耗品のリピート購入を最優先とする」ターゲット戦略と、複数ペルソナごとのコンバージョンシナリオに基づき、サイトマップと導線の再構築を行いました。
単に全ページをスマホ化するのではなく、スマホユーザーが最も頻繁にアクセスする商品検索やカテゴリ一覧、マイページ機能へのアクセス経路を最短化する構造を設計しました。
ガラケーサイトの変換表示という状態から脱却し、スマートフォンユーザーの文脈に完全に合わせた情報設計を実現しました。

・画面設計・ワイヤーフレーム制作
画面設計においては、競合ベンチマークで得られたベストプラクティスを存分に反映させました。
ヘッダー部分での検索機能の固定化や、指でタップしやすいボタンサイズ・マージンの確保、複雑な検索条件パネルのアコーディオン化(折りたたみ)などを実装しました。
また、PCサイトが機能重視のレイアウトであったためにエステユーザーが離脱している可能性を考慮し、スマホサイトのファーストビューにはカルーセル画像を導入するなどして、エステサロン等にも響く「世界観」を表現できるビジュアル設計も同時に検討・適用していきました。

サイトマップ イメージ

サイトマップ

スマホ画面設計ワイヤーフレーム1 イメージ

スマホ画面設計ワイヤーフレーム1

スマホ画面設計ワイヤーフレーム2 イメージ

スマホ画面設計ワイヤーフレーム2

スマホ画面設計ワイヤーフレーム3 イメージ

スマホ画面設計ワイヤーフレーム3

スマホデザイン制作 イメージ

スマホデザイン制作

PC&スマホアクセスログ解析・マーケティング費用対効果調査

新たなスマホサイトのリリース後、アクセスログを用いた詳細な効果検証とマーケティング施策の伸びしろ調査を実施しました。結果として、スマホサイト経由での売上がリニューアル前の1.5倍に拡大するという素晴らしい費用対効果が確認されました。 さらに、デバイスを横断したユーザーの購買行動も明らかになりました。例えば「業務用ヘアカラー」などの商品は、当初PCサイト限定での販売を想定していましたが、解析の結果、PCで一度じっくり比較して購入したユーザーが、2回目以降はスマホサイトの購入履歴から手軽にリピート注文しているという実態が判明しました。この分析結果は、スマホサイトにも主要商材の購入導線を積極的に設けるという、さらなる改善施策へと直結しました。

効果検証KPI達成率 イメージ

効果検証KPI達成率

マーケティング伸びしろ分析1 イメージ

マーケティング伸びしろ分析1

マーケティング伸びしろ分析2 イメージ

マーケティング伸びしろ分析2

マーケティング伸びしろ分析3 イメージ

マーケティング伸びしろ分析3

Point.04

スマホアプリ開発

スマートフォンサイトの成功に続き、プロの美容従事者にとっての「究極の手軽な仕入れツール」を目指し、専用のスマートフォンアプリ「BGスマート発注」の開発が行われました。
アプリ開発においては、スマホブラウザにはないネイティブアプリならではの強みである「サクサク動く操作性」「ダイレクトに情報を届けるプッシュ通知」、そして何より「カメラ機能の活用」が最大限にフィーチャーされました。

忙しいサロン業務の合間に、在庫が切れそうな商材をその場ですぐに発注できるよう、カタログの品番を入力するだけの「クイックオーダー」機能や、商品パッケージのバーコードをカメラで読み取る「簡単注文機能」が主要機能として実装。
特に、目玉機能であるバーコード読み取り機能については、プロ用商材特有の特殊なパッケージ(暗い背景色、光を反射する素材など)に対応するため、極めて高度な精度向上施策が実施しています。

既存の読み取りエンジンに加え、バーコードに特化した別のエンジンを併用する仕組みを導入したほか、「連続して3回同じ結果が出た場合のみ正式採用する」という独自の誤認識防止ロジックをプログラミングし、誤認識率を0.5%未満にまで劇的に抑え込みました。
さらに、ネガポジ反転しているバーコードに対しては、システム内で画像の色相を自動反転させて再読み込みする処理まで組み込んでいます。
ユーザーインターフェース(UI)もアプリ専用に最適化され、下部タブメニューに「バーコード注文」「よく購入する商品」などの現場で頻用する機能を配置。
徹底した実機テストと改善を繰り返した結果、このアプリは現場の美容師やエステティシャンにとって手放せない強力なインフラツールへと進化を遂げました。

スマホアプリ開発1 イメージ

スマホアプリ開発1

スマホアプリ開発2 イメージ

スマホアプリ開発2

スマホアプリ開発3 イメージ

スマホアプリ開発3

プロジェクト全体のまとめ

BtoB業界で圧倒的な成功を収めているビューティガレージ様の事例は、BtoB領域におけるUI/UX改善、被験者テスト、そしてスマートフォン(デバイス)への最適化がいかに重要であるかを如実に物語っています。 従来、BtoBサイトは「既存の取引先が業務で仕方なく使うもの」として、ユーザビリティが軽視される傾向にありました。しかし本事例が示す通り、ヒューリスティック評価や被験者テストを通じて「専門用語が伝わらない」「導線が複雑すぎる」といったユーザーのリアルな行動や心理的ハードルを浮き彫りにし、データに基づいてボトルネックを解消することで、単月で約2,000万円という劇的な売上向上を生み出すことが可能です。 さらに、現場で働くプロフェッショナルにとって、発注業務は「PCの前で行う重業務」から「隙間時間にスマホで行う手軽な作業」へと劇的に変化しています。ペルソナの利用状況に合わせたスマホサイトの再構築や、現場でのバーコード読み取りを極めた専用アプリの開発は、まさにその文脈(コンテキスト)を正確に捉えたものです。BtoBであっても、徹底してエンドユーザーの利便性に寄り添うUI/UX設計こそが、他社を寄せ付けない強固な競争優位性と持続的な成長をもたらす最大の源泉と言えます。

Output

アウトプット

サイトイメージPC
サイトイメージ モバイル
ビューティガレージオンラインショップ

Webリニューアル・Webマーケティングの強化のご相談・ご依頼など、
売上アップに関することは、当社コンサルタントにお気軽にご相談ください。

Consulting Specialist

百戦錬磨コンサルタント
対応します!

お問い合わせ