不動産投資オウンドメディア制作で営業・集客効率を改善

営業体制のWebインバウンド化に成功
月間16万PVを誇る不動産投資のメジャーオウンドメディアに成長

Client

クライアント

会社名
株式会社クレアスライフ
事業内容
自社ブランドマンション「コンシェリア」シリーズ等の企画・開発・分譲
資本金
4億2000万円
社員数
255人

Result

プロジェクト成果

営業体制Webインバウンド化に成功

月間16万PVを誇る不動産投資のメジャーオウンドメディアに成長

Solution

関連ソリューション・サービス

Overview

プロジェクトの背景

2015年ごろ投資用不動産のWebでの競争が始まりました。クレアスライフ様は不動産投資業界の中では老舗かつ大手の一角を担う企業です。

不動産投資業界のWebシフトの理由は個人情報保護に対する過敏な意識と、個人電話営業の相性の悪さや、SNSなどの発達により悪い口コミなどがすぐに拡散されてしまうという、この業界にとって非常にナーバスな事態に陥ったことが理由です。

クレアスライフ様のWebの責任者の方は社長から命を受けて、営業戦略の全面Webインバウンド化に舵を切るという大それたミッションを受けました。

当初の計画は

・クレアスライフ様 コーポレートサイトのリニューアル

・クレアスライフ様 物件サイト「コンシェリア」サイトのリニューアル

・不動産投資オウンドメディアの立ち上げ

この3点を同時に進めるというプロジェクトでした、また、不動産投資業界の競争激化を鑑み納期は約5か月という非常に厳しい条件でした。

【プロジェクトスケジュール】 イメージ

【プロジェクトスケジュール】

Process

「コンサル型制作・開発」の
取り組み内容

Point.01

不動産投資業界オウンドメディア競争に勝つための戦略

不動産投資業界のWeb競争はすでに始まっていました。各社Webマーケティングのみではなく、TVCM、OOH、タレント起用したブランディングなど大手各社がマーケティングコストを増やし攻勢に出ていました。

そこで、今回のプロジェクトはWebインバウンドチャネルの立ち上げという主目的がありますが、それ以上に他社のとの差別化とそれにマッチした精度の高いマーケティング戦略の構築が必要とされました。

まずECマーケティングでは、不動産投資会社各社の分析を行い、差別化要素や投資するお客様から見たクレアスライフ様の特徴を分析しました。

その情報を基に、競争対抗を意識して精度の高いペルソナ作成にあたりました。

【クライアント様ヒアリングに基づき作成したペルソナA】 イメージ

【クライアント様ヒアリングに基づき作成したペルソナA】

ペルソナは全部で十数パターンになりましたが、取捨選択を行い重要ペルソナ5パターンに絞りました。

【重要ペルソナ5選】 イメージ

【重要ペルソナ5選】

ペルソナ作成については、既存の顧客分析、不動産投資の営業担当の方へのヒアリングを行い同業の不動産投資会社との違いを意識しながら作成を行いました。また、【A】~【E】の5個に絞ったペルソナですが、年齢や年収、ニーズも様々ですべてのペルソナの求めるニーズを網羅するサイト制作は不可能で、優先順位をつけることになります。

ペルソナの優先順位の付け方も単にビジネスボリュームで優劣をつけるのではなくあくまで競争に勝つにはどうすべきか、集客チャネルとしてどう機能させるべきか問う視点で行いました。

判断軸としては

・サイトの利用方法:いい会社を探す⇔断片の情報収集

・年収:低い⇔高い

・心理変容:有識者の意見 ⇔自らのイベント・状態

・求める情報:量⇔質

という軸をもってビジュアル化し検討・議論しやすいように工夫しました。

【ペルソナ鳥瞰図② 心理変容と情報の質量】 イメージ

【ペルソナ鳥瞰図② 心理変容と情報の質量】

こちらの評価軸と4象限のマトリックスを参考に綿密に優先順位をつけていきます。優先順位はwebサイト設計の重要な判断基準となります。

ECマーケティングではこの判断基準をクライアント様と弊社で同一の基準を持てるまで議論を進めます。

Point.02

成功のためのペルソナ優先順位からサイトマップ構築まで

【Webメディア別ペルソナ優先順位】 イメージ

【Webメディア別ペルソナ優先順位】

この複数あるペルソナを、今回構築する2サイト

・クレアスライフ様 物件サイト「コンシェリア」サイトのリニューアル

・不動産投資オウンドメディアの立ち上げ

に照らし合せて優先順位をつけます。

この優先順位を基に、各ペルソナ毎にwebサイトでどの順番でどの情報を提供するかの設計図となる、コンバージョンシナリオを構築していきます。

【ペルソナAのコンバージョンシナリオ】 イメージ

【ペルソナAのコンバージョンシナリオ】

ペルソナ設計の精度が高くなった状態だと、コンバージョンシナリオもおのずと制度が高くなり、さらには画面設計、デザインにも影響します。

この段階での議論は非常に重要でスケジュールに余裕があるプロジェクトであれば時間をかけてやるべき事項になります。

 

今まで議論してきた、

・ペルソナ

・ペルソナの優先順位

・コンバージョンシナリオ

を加味して、サイトマップの設計を行います。

【オウンドメディアのサイトマップ】 イメージ

【オウンドメディアのサイトマップ】

サイトマップの設計はサイトでのコンバージョン率を上げることにつながるだけでなく、SEO対策上も非常に重要です。

サイトマップで、ペルソナの導線の確認や、コンテンツの過不足を確認したら、次は画面設計(ワイヤーフレーム)の作成に移ります。

【不動産投資サービスサイトワイヤーフレーム】 イメージ

【不動産投資サービスサイトワイヤーフレーム】

ワイヤーフレームでは、特にヘッダーの設計、ナビゲーションの設計、ファーストビューの設計が重要になります。今まで作り上げてきたペルソナ、コンバージョンシナリオの優先順位を考慮して設計していきます。

また、2サイト同時に立ち上げることになるのでその相互関係も意識して矛盾や迷うポイントが無いように配慮します。ワイヤーフレームで何度か議論を行い、問題課題を全て整理したうえで、いよいよデザインの着手になります。

【β版 オウンドメディアデザイン】 イメージ

【β版 オウンドメディアデザイン】

まずは、β版のデザインで議論し、第三者も含めプロジェクトメンバーで当初決めた、ペルソナや優先順位が正確に反映されているか、違和感がないかを検証していきます。

そのうえでデザインをブラッシュアップしていきます。

【ブラッシュアップ後のオウンドメディアのデザイン】 イメージ

【ブラッシュアップ後のオウンドメディアのデザイン】

ここでクライアント様社内的にチェックを行い、いよいよ公開となります。

また、Webサイトは制作公開すれば終わりというわけではなく、今後の運用やメディアの育成も計画していきます。

Point.03

オウンドメディア集客の戦略設計

【検索クエリからのサイトの成長戦略分析資料】 イメージ

【検索クエリからのサイトの成長戦略分析資料】

定期的に、サイトの定点観測を行い、オウンドメディアの記事のパフォーマンスやSEO対策の順位などを分析して改善プランを立案していきます。ECマーケティング社では、サイトのリニューアルだけではなく、オウンドメディアのコンテンツSEOのための記事企画・政策までサポートし、Webサイトの保守更新業務も行っています。特にWebメディアは作成して終わりではなく、Webリニューアル後から競争がはじまりますので、運営、更新、PDCAのクオリティは非常に重要です。

【オウンドメディア 運営方針】 イメージ

【オウンドメディア 運営方針】

一定期間のスパンで深く分析して市況や競合状況、現在のアクセスなどを分析してメディア運営の方向転換や修正も行っていきます。

 

こういった、立ち上げから地道な運用PDCAを重ねて、不動産投資の一角を担うメディアとして成長することができました。

Output

アウトプット

サイトイメージPC
サイトイメージ モバイル

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