半導体・EV業界向け法人メディアの記事作成でSEOに貢献

コンテンツSEO実施により、検索流入数が開始時比717%に成長

Client

クライアント

電源分野の電気機器メーカー。
半導体や回路技術をコア技術としており、電源のコア技術をすべて保有する数少ないメーカーとして国内外に幅広く事業を展開しています。

会社名
新電元工業株式会社
事業内容
半導体、電装製品、電源の製造及び販売
資本金
178億2,314万8,008円
社員数
5,276人

Result

プロジェクト成果

施策実施から1年後の自然検索流入数448%、2年後には717%に拡大

一部のBIGワードは省庁のWebサイトを抑えてGoogle検索1位を獲得

Solution

関連ソリューション・サービス

Overview

プロジェクトの背景

お客様の事業テーマはEVや電気自動車、SDGsなど範囲が広いため競合企業も多いマーケティング市場となります。

検索トレンドは大手ニュースメディアや省庁のサイトが上位を埋め尽くしているなか、「せめて検索10位以内まで入れれば」という要望からプロジェクトがスタートしました。

会社として取り扱う製品関連のキーワードの検索トレンドも同様に、BtoBマーケティングにおいて非常に戦いにくい難易度の高い市場でした。

 

通常のSEO対策はこれまで社内で狙って取り組んでいたものの明確な効果は見えず、内部対策の限界を感じていたためコンテンツSEOの必要性を認識していました。

【弊社のコンテンツSEOの考え方】 イメージ

【弊社のコンテンツSEOの考え方】

Process

「コンサル型制作・開発」の
取り組み内容

Point.01

検索順位だけではない、手応えのあるアクセス増加

検索マーケティングにおいて、ただ検索順位が上がれば良いわけではありません。手応えのある自然検索流入の増加がコンテンツSEO施策の最終ミッションといえます。

また本事例はBtoB向けの事業ゆえ、潜在顧客に認知してもらうためのキーワード選定、かつ事業と紐づいた法人企業の担当者が見て通用する専門性を持ち合わせた記事を心がけて作成しました。

 

コンテンツSEO開始時から現在までコンテンツ記事における月間検索流入数の推移が下記となります。

広告出稿せずとも月間数十万件規模のサイトアクセス数をコンテンツ記事だけで稼げるサイトに成長しました。

お客様社内他部署からも評価いただき、

「貴社にて手がけていただいているSEO対策は弊社内でも好評で、どの記事も確実に上位表示されており非常に嬉しく思っています。」

「いただいた記事の内容が良いため、メルマガの原稿としても使わせていただいています。」

とのお声をいただいています。

Point.02

BtoB業界のキーワード選定

BtoB業界におけるコンテンツSEOのキーワード選定で重要なことはターゲットとなりうる企業の検索シーン(自社の課題や業界の成功例など)から逆算して抽出することと、BtoCの領域と完全に重なるキーワードを避けることです。

本プロジェクトではお客様からヒアリングしたターゲット像(ペルソナ企業例)やGoogle Search Console、GA4のデータからお客様の事業の認知や集客に繋がりうるキーワードを洗い出し、検索順位と検索トレンドの調査をしました。

その中でまだ検索上位に出られていないキーワードと競合性を優先にBIGワード~ミドル・テールワードをバランスよく選定しました。

【キーワード選定表のイメージ】 イメージ

【キーワード選定表のイメージ】

Point.03

効果を決める重要な構成表

弊社で記事の設計書にあたる構成表を作成し、お客様に確認いただきます。

コンテンツSEOの効果を決めるのは原稿ではなく、実はこの構成表にあります。

弊社の構成表はどこよりもしっかり作り込んだ内容になっています。

構成表では文字レベルではなく全体の流れ、言及する要素の確認を行っていただきます。誘導したい製品等、追加希望の要素等はお客様にコメントを入れてお戻しいただく流れです。

その内容をもとに原稿作成に進みます。

【構成表(Excelファイル)】 イメージ

【構成表(Excelファイル)】

Point.04

記事原稿の仕上げ

構成表を元に文章を肉付けしながら原稿を作成します。

弊社が作成する原稿は1記事あたり文字数2,500文字前後となります。初稿ご提出後、お客様に確認・お戻しいただいた内容を反映した最終稿を提出し校了となります。

 

弊社では、構成表と原稿それぞれ確認お戻し(1往復)で進行します。

構成表の段階で、実質7割以上が完成しているので原稿の確認は常にスムーズです。

コンテンツ記事作成を外部委託されている企業様で「戻しが多い」「確認の負荷が大きい」という場合、たいてい構成表の内容が薄いケースがほとんどです。

構成表をしっかり作成することで、原稿に仕上がったときのズレを防ぎ、確認時の手間を軽減しながら完成度の高い記事を作成できます。

【作成原稿例(Wordファイル)】 イメージ

【作成原稿例(Wordファイル)】

コロナ時にオフラインの営業が減ったことがきっかけでコンテンツSEOやウェブサイトでリード獲得に臨む企業が一気に急増しましたが、結果が出ていない企業、うまくPDCAが回せていない企業が非常に多い傾向です。

検索市場がさらに激戦化するなか、「目に見えて検索流入が増やせる」コンテンツSEOができる会社は実は少ないのが現状です。

 

本プロジェクトのように、内製で明確な効果が見えていない企業様は品質の高いコンテンツSEOを実施することで、認知拡大や集客力を備えたサイトに成長するケースもあります。

通常、環境やエネルギーに関するキーワードの検索上位は省庁や自治体が優先的に表示されるものですが、コンテンツ記事の質が高ければ上位を狙えるということが立証されました。

お客様のサイトはその後も新製品に関するコンテンツ作成を進行しており、サイトアクセス数は毎月前年比を超える成長が続いています。

今後もコンテンツを強化しながら検索市場で強いポジションを築いていくことでしょう。

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