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住設機器ECサイトのデータフィードでGoogle広告効果を改善
ECMフィード導入でGoogleショッピング効果2倍の躍進をサポート
他社に断られた複雑な仕様のサイトでも最安値で支援し広告運用改善に貢献
Client
「増改築、リフォームのプロを支える」をキャッチコピーに大阪堺市内で事業を展開。
住宅設備機器を中心に建築全般の商品を卸、店頭販売やネット通販も行っています。
Result
Googleショッピング効果が約2倍に躍進
ECMフィード導入により、これまで実装できなかった表示オプション機能をフル活用し、運用効率も改善
Solution
Overview
複数のデータフィード業者に問い合わせるも、ECサイトの仕様が特殊ゆえ、全社に対応不可といわれてしまいました。
その後、ECMフィードに問合せをいただき、データフィード構築サポートを開始しました。
Process
Point.01
通常、クローラは全商品一覧、またはカテゴリ一覧から商品ページを辿りながら必要な情報を収集するのですが、このサイトはカテゴリ構造に隠れた課題を抱えていました。
例えば、パンくずリストにおいても複数ある階層の一部が抜けているといった具合に、長年にかけてツギハギの改修をしていたため、こういった仕様の漏れに気づいていませんでした。
構造のヌケモレをカバーするクロール設定で解決しました。
商品カテゴリに基づくクロールは紐づけ時のヌケモレが存在していることが分かったため、メーカー軸で辿ることにしました。
取り扱いメーカー数は30件以上、つまりクローラ30本以上を同時に走らせることとなります。平常時すでにスペックが足りずページの表示が遅い状態で30本以上のクローラが加わればさらに負荷がかかり、場合によってはサーバが落ちるリスクもあるため、次の対策を講じました。
Point.02
現状のクライアント様のECシステムは完全スクラッチで開発されており、構築からかなりの年数が経っている状態でした。また、現在はECサイト製作・開発に携わった人が今は居ないため、手を加えることができないという状況でした。
また、サーバのキャパシティが限界に近く、サイトの読み込み速度が非常に遅いという課題を日々感じながらも身動きが取れない中でのプロジェクトでした。
この状態でクローラを走らせると、すでに容量が限界に近いサーバに更なる負荷をかけることになってしまう、という懸念がありました。
サーバの負荷を考慮すると全商品クロールするのに12時間要する計算になります。
クローリング頻度でサーバ負荷改善
通常通り一覧から毎日全商品をクロールすれば半日要してしまう状況であったため、項目ごとに更新頻度をヒアリングし、滅多に更新が生じない項目は月1回、時々更新される項目は週1回、といったように項目単位で更新頻度を設定、毎日少しずつクロールし、1ヶ月で全商品網羅する方法を取りました。
これにより広告運用に支障をきたさず1日3時間程度のクロール時間に抑えることができました。
Point.03
Googleショッピングでは同じ商品を複数の企業が出品している環境下ゆえ、検索で出やすく、型番、JANコード、在庫数や発送のタイミングなど、優位に表示させるための工夫をさまざま設定に盛り込みました。
カスタムラベルを活用し戦略に基づく販売優先度を配信設定時に調整できるようにしました。
広告実施を想定せずに構築したWebサイトで長年部分的な改修を続けていると全体のサイト仕様が分からなくなることは往々にしてあります。そういったサイトでいざ広告出稿をしようとした場合、本プロジェクトのように対応できない課題にぶつかることもあるでしょう。
標準的な対応にとらわれず、限られた情報を元に導入サポートでできる会社選びのケーススタディとして本事例が参考になれば幸いです。
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Consulting Specialist