クライアント概要
- 企業名
- 株式会社キタムラ
- 業種
- フォトスタジオ運営
- 社員数
- 2,213名
- 資本金
- 39億円
- 上場
- 東証2部
- 年商
- 1,268億50百万円
お声掛け頂いた背景として、これまで長年お付き合いされていた代理店様と行なっていたSEO施策の内容がブラックボックス化されており、施策による効果、伸びしろが不明確であることにご担当の方が違和感を感じられたことにありました。また、リスティング広告についても施策を横断したKPI設計ができておらず、代理店様に任せきりの状態でした。
まず行なったのは、Web広告全体の予算配分の見直しでした。リスティングとSEOを横断的に見たときに売上効果の大きいキーワードと小さいキーワード、リスティング向きのキーワードとSEO向きのキーワードなど、検索クエリベースで「最小の予算で売上を最大化する」ための戦略を見直し、予算配分を行いました。
その後、リスティング広告において広告グループ(指名、一般)を分けて管理しCVしやすいワード、CPAの良いワードの横展開など、チューニングによりトータルのコスト削減をしつつ、指名・一般両方の件数を伸ばすことを行いました。
また、SEOではデバイスのシフトに合わせて変化し対策すべきワードを選定し、パフォーマンスを改善しました。リスティングとの比較も行い、CV実績の良いワードやリスティングCPCの高いキーワードについては差し替え作業も定期的に行いました。
もともと、お客様の社内で運用状況や施策の状況をモニタリングする仕組みができていなかったこともPDCAが回っていなかった大きな要因でした。
そこで、リスティング、SEO、プロモーション全体でモニタリングすべきキーワードをダッシュボード化してご提供しました。また、担当の方が経営会議でお出しする資料についてもこちらで作成を行い、社内の中で状況把握から社内の報告、改善施策の立案までを一貫して行えるように体制確立を行いました。
結果として、リスティング広告は費用40%削減、年間獲得件数は221%に増加、SEOによる流入も258%増加し、プロモーションのROIにして2.47から3.49に向上させ月間およそ4400万円もの改善効果を出すことができました。
また、ブラックボックス化されてわかっていなかったプロモーション施策の現状と成果に繋がるまでのメカニズムを明らかにし、社内PDCA体制の構築ができたことについて大きく評価をいただきました。
ECマーケティングでは、リスティング、SEOなど単一の施策に固執することなく大きな目線でのプロモーション効果の改善を行うことが可能です。
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